おいしいものには気を付けて!
9月5日
 ******臨時休診のお知らせ*********
 院長(平野)、三浦は完全予約制となりますので、ご注意ください。
 *****セミナーのお知らせ*********
 パピー教室:9月19日(日)、26日(日)
 デンタル教室:9月23日(木)
こんにちは。獣医師の田中です。
 スーパーに並ぶ食べものが秋においしいものが増えてきました。
 食欲の秋ですね!🍁🍂
 果物もおいしいですし、秋野菜もサツマイモやカボチャやきのこなどおいしそうなものが並ぶので何を食べようか迷います。🍄
 食べ過ぎて太りすぎないように気を付けないとですね。
 今日のお話は、「おいしいものは太りやすい」というお話ではありません。🍇
 先日来られた患者さんのお話です。
 Yちゃんというわんちゃんは、お姉さんがおいしそうに大きなブドウを食べているのを見ていました。
 「お姉ちゃんがあんなにおいしそうに食べるんだから、おいしいに違いない!」
 と思っていたかもしれません。
 そのときは欲しそうにしてももらえそうになかったので、Yちゃんはあきらめてふて寝をしていました。
 お姉ちゃんはブドウを全部食べてしまいました。
 Yちゃんは結局1つももらえませんでした。
 ブドウを食べ終えたお姉ちゃんは、部屋を出ていきました。
 Yちゃんがお皿の上を確認すると、なんとたくさんのぶどうの皮が残っています!
 しめた!と思ったYちゃんはそのブドウの皮を急いで食べました!
 それは甘くっておいしかったことでしょう。
 しばらくしてお姉さんが帰ってきました。
 そこにはおいしい顔をしたYちゃんがいて、ブドウの皮が全部なくなっていました!
 お姉ちゃんはふと考えました。
 「ブドウってワンちゃんが食べてよかったっけ?」
 スマホで調べてみたところ、いろいろと怖いことが書いてあります…
 すぐに病院に駆けつけて、Yちゃんは事なきを得ました。
 ワンちゃんはブドウを食べると中毒になってしまいます。💀
 生のブドウももちろん危険ですが、レーズンはより危険だと言われています。
 ブドウがなぜ中毒を起こすのか、中毒の原因物質ははっきりとはわかっていません。
 なので、小型犬のワンちゃんが何粒食べたら中毒になるかがわからないのです。
 1粒でも中毒になるかもしれません。
 それがブドウの怖いところです。
 ブドウを食べてしまうとワンちゃんは急性腎不全を起こしてしまいます。
 急に掃いたり、食欲がなくなったり、最悪の場合は腎機能が低下してしまい死に至ることもあります。
 急性腎不全から幸い回復したとしても後遺症として慢性腎臓病が残る可能性があります。
 ブドウを食べてしまったらすぐに病院に来てください。
 食べた直後であれば、お薬で吐き出させる処置をします。
また、血液検査で急性腎不全が起こっていないかを調べます。
 Yちゃんは幸い腎不全にならずに済んでよかったのですが、ヒヤリとしました。
 ブドウの誤食は本当に怖いので、皆さん気を付けてください。
 「おいしいものには気を付けて」というお話でした。
 
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 京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
 動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
 JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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