お尻に穴!?
1月22日(金)
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パピー教室:1月24日(日)
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院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
*******獣医師の出勤日変更のお知らせ*********
國廣:月(AM)・水(PM)・木・金・土・日
小澤:月・火・水・木・日
こんばんは、獣医師の二股です。
まだまだ寒い日が続きますね⛄
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
先週、看護師加山さんのブログで登場したカナヘビのカナッペちゃんですが、
寒いながらも院内で元気に過ごしてくれています。
元々爬虫類に興味はあった私ですが、この子がきっかけで爬虫類の魅力に目覚め、
私も先月ヒョウモントカゲモドキ(名前はまだない)を迎えました!🦎
(パックに入れられ我が家に来た日)
ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間で元々の生息域は主に中東の砂漠地帯です。
そのため、飼育適温が25~30度程度であり、
暖房での温度管理&変温動物であるヒョウモントカゲモドキの消化を助けるためパネルヒーターを敷いて生活しています。
飼育下では20年以上生きることも!わんちゃん猫ちゃんに負けじの寿命ですね✨
今は2週間に一度程度脱皮をして順調に成長しております。
爬虫類飼育は初ですが、
飼い主としても、また、この子が病気になった際に治療してあげれるよう少しずつ勉強できたらと思います。
前置きが長くなりましたが、、、笑
今日は肛門の横に穴が開いてしまった猫ちゃんのお話しをしようと思います。
これは肛門の横の肛門嚢と呼ばれるところが破裂している状態です。
肛門の周囲には肛門腺とよばれる器官があり、そこで生成された分泌液は肛門嚢に蓄えられます。
うんちをするときなどに肛門嚢から分泌液が排出されますが、これは自分の匂いをつけるマーキング行為に利用されます。
肛門嚢は肛門を時計として見た際、4時と8時方向にあります。
(イメージ図)
肛門嚢炎という肛門嚢に炎症が生じた状態を放置してしまうと今回のような破裂が起こることがよくあります。
肛門嚢炎とは・・・
肛門嚢内の分泌液をうまく外に排出できず、肛門嚢内にとどまることで
停留した分泌液の中で細菌が繁殖し、炎症がおきる状態です。
この状態が放置されると、肛門嚢内で膿がどんどん溜まり、こぶのように腫れることがあります。
ここまで放置されると破裂する可能性大です。
症状として痛くて鳴く、お尻を気にしてこする、うんちが出にくい、中には食欲不振に陥ることも・・・
治療は抗生剤がメインになりますが、
破裂している場合には洗浄、消毒も必要になります。
予防として、わんちゃん、特に小型犬ではうまく肛門嚢内から分泌物を出せない子が多いので
定期的に肛門腺絞りをしてあげましょう。(難しければ病院でご相談ください)
そして大切なことは
万が一お尻に穴が開いても洗浄と抗生剤で治ることがほとんどなので
決して驚かず、病院にご相談ください!
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