まだ間に合う!
6月2日(木)
*****セミナーのお知らせ*********
パピー:6月5日(日)、18日(土)
デンタル:6月12日(日)
シニア:6月28日(火)
*****本院からのお知らせ*********
5月1日より診察時間が変更となります。
詳細はトップページをご覧ください。
5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
こんばんは、獣医師の國廣です。
あっという間に6月です。今年も半分が過ぎましたね。
だいぶ暖かくなってきたので、寒がりの私もようやく涼しい布団に変えました。
先日は京都の北山にある京都植物園に行ってきました。
自然がいっぱいで、癒されましたねぇ。
池で亀も優雅に泳いでおりました🐢笑
ではでは、本日のお話ですが、年齢は不明の保護犬のRちゃんについて
先日保護団体から引き取ったばかりだったので、
全身の健康診断をしてほしいとのことで来院されました。
各種予防を確認していくと、今まで何の予防もしていないということでしたので、まずはフィラリア検査から実施していきました。検査結果はまさかの陽性となっていました😫
当院では血液中のミクロフィラリアという幼虫を、直接顕微鏡でみて確認する方法
と必要であればスナップハートワームという抗原キット検査を実施しています。
こちらはRちゃんのものです。
フィラリア症の感染を診断した場合、まずは胸部レントゲンと心臓の超音波検査を実施します。
フィラリアの虫体による右心不全が起こっていないかを確認するためです。(心臓に寄生したフィラリア症の画像を載せておきます。)
幸いなことに、Rちゃんは現段階ではまだ心不全にはなっていませんでした。
しかし、ここからは駆虫のために内服を長期間服用しなければならないですし、
今後心不全の症状が出た場合はその治療も必要になってきます。
外科的に心臓の成虫を摘出する方法もありますが、非常にリスクの高い手術となります。
やはりフィラリアはなる前の「予防」が非常に重要です。
5月も終わってしまいましたが、まだ間に合います!!!
しっかりと予防して、愛犬、愛猫ちゃんを守ってあげてください。
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KUNIHIRO@U-はKYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師