予防に隠れて・・・
4月20日(火)
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パピー教室:4月25日(日)
こんばんは、獣医師の國廣です。
予防シーズンが来ましたね!
例年同様、多くの患者さんが来院されております。
このようなご時世ですが、しっかりと予防意識を持たれてる方が多く、嬉しい限りです✨
では今日の内容ですが
予防で来られた10歳のプードル、Pくんのお話。
聴診をすると、心臓に雑音がありました。
普通の心臓の音は、「ドクッ。ドクッ。」というものですが、
心雑音は「ザッ。ザッ。」という風に聞こえます。
雑音の程度は下の表を基準としています。
ところで皆さん、心雑音が聞こえる原因はご存知でしょうか?
基本的に「心雑音=血液の逆流」です。
わんちゃんで最も多いのは「僧帽弁での血液の逆流」です。
弁は腱索と呼ばれる紐のような組織により支えられています。
そして開閉することで、心臓の次の部屋へ血流が流れる仕組みになっています。
加齢に伴い、この腱索が切れてくると
うまく開閉できなくなり、血液が逆流してしまいます。
これが「雑音」として聞こえるわけです。
実際Pくんは上の表のⅢ/Ⅵの雑音が聞こえました。
ただ雑音が聞こえたから、直ちに治療を始めるというわけではなく、
まずはその雑音の原因と病態を検査によって把握しなければなりません。
そのためには、
・レントゲン検査
・心臓の超音波検査
・心電図検査
など様々な検査を実施する必要があります。
Pくんも実際に検査をしっかり行い、今後の治療方針が決まりました。
実際見た目は健康でも、隠れて病気が進行していることがあります。
見た目だけで安心せず、予防のシーズンにしっかり健診していきましょう!
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
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