出来物の正体はコイツだ!
11月13日(火)
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それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:11月17(土)午後、18(日)
百石:11月23(金)、24(土)午後
國廣:11月17日(土)
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パピー教室:12月1日(土:座学)、10日(月)、15日(土)、24日(月)
デンタルセミナー:未定
皆さんこんにちは。獣医師の廣畑です。
今回は犬猫で非常に大切な予防についてお話します。
外で子猫を拾ったという方が来られました。
お話を聞いていると胸の所にヒマワリの種くらいの出来物があるとのこと。
実際に診てみると、
ん?どこだ、、、?
胸のどこにもそれらしき物は見当たりません。
病院に来る直前には確かにあったらしいのですが💦
もしやと思い、キャリーの中を確認してみると
こんなものが見つかりました。
正体はマダニでした。
体が大きく膨らんでいたので吸血していたと思われます。
言うまでも有りませんが、マダニは危険な寄生虫です。
大量に寄生され吸血されたら貧血を起こすこともありますし、
バベシア症、ヘモプラズマ症、ライム病など様々な病気を犬猫に引き起こします。
また、同じような事が人でも起こります。
人にマダニが寄生すると野兎病、日本紅斑熱、ライム病などの病気にかかることが有ります。
ここ数年で問題になっているのがSFTS(重症熱性血小板減少症候群)という病気です。
この病気はマダニがSFTSウイルスを媒介し、実際に日本でも死亡例が出ている
非常に危険な病気です。
マダニは単に吸血するだけでなく、時には死んでしまう様な怖い病気を
媒介する厄介な寄生虫であることを理解する必要があります。
お散歩中に森林や草むらに入って出てきたらマダニに寄生されていたと言うケースは珍しい事では有りません。
大切な我が子を守るだけでなく、人の身を守ると言う意味でも必ず寄生虫の予防はしましょう!
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K.Hirohata@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
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