口内炎って痛いですよね・・・
5月24日(金)
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6月8日(土)、15日(土)、21日(金)、29日(土)
こんばんは、獣医師の國廣です。
ゴールデンウィークも明けて、4月よりも
フィラリア予防の診察も少し落ち着いてきた気がします。
「あ、忘れてた!!!」という方、
6月になる前にいらしてくださいね!
ちなみに先日うちの愛犬ショコラちゃんも母親に連れられて
大阪からはるばる来てくれました。
7歳になるので、健康診断も一緒に行い、
しっかりと予防もできました。
その後自宅でくつろいでいる愛犬の写真が送られてきましたが、
癒されますねぇ。
ではでは、今回のテーマは
猫さんの「歯肉口内炎」について
去勢手術をするために来院された6ヶ月のマンチカンのTくん。
少し前から食事をするときに口を痛そうにして食べにくそうにしていました。
去勢手術で麻酔をかけるので、そのまま口をしっかり確認すると、
歯肉が赤くなって、炎症を起こしているのが分かります。
この「歯肉炎」の原因としては口腔内細菌やウイルス、免疫などの影響が考えられています。
最も多い原因としては猫のカリシウイルスという報告があります。
おそらくTくんも若齢のこともあり、このカリシウイルスが原因の可能性が高いです。
治療としては歯石除去、抗菌薬、消炎剤など様々ありますが、
難治性の場合は完治が難しい病気です。
今回Tくんは歯石がほとんどついていなかったため、
まず下のようなレーザー治療により歯肉の中の殺菌を行いました。
続いてその歯肉部分に直接抗菌薬を入れてる処置を行いました。
これを「ペリオフィール処置」と言います。
こうすることで感染を防ぎ、炎症を和らげる効果があります。
難治性の場合には抜歯もしなければいけませんが、
今後のTくんの症状を見ながら、検討していきたいと思います。
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