キャバリアといえば・・part2
6月22日(金)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:6月24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後
こんばんは、獣医師の國廣です。
今週は大阪で大きな地震がありましたねぇ。京都も震度5くらいで、私はお休みの朝でしたがさすがに飛び起きてしまいました。
すぐに大阪にいる母親や友人に連絡して安否を確認しましたが、皆無事でなによりでした。
まだまだ今週いっぱいは気が抜けないみたいなので、皆さん用心されてください。
そんな地震の影響か、家のお湯が出なくなるという事件が起きました😵笑
もちろんお風呂に冷水で入るのはつらいので、久しぶりに銭湯に行くことにしました。
急遽分院長の太陽先生も来てくれ、お風呂上がりに乾杯なんてしちゃいました😋
普段シャワー派の私ですが、たまには大浴場でゆっくりお湯に浸かるのも悪くないですね。
太陽先生ありがとうございました!
ではでは、本日の内容は以前のブログで紹介したことのあるキャバリアのRちゃんについてです。
Rちゃんは心臓の治療をしており、薬で維持治療を行っていました。
ところが最近咳の頻度が多くなってきたとのことで来院され、久しぶりに心臓の検診を行うと・・・
以前と比べて確実に心臓が拡大していました。追加で利尿剤を処方し、状態を注意深く観察してもらうことにしました。
その数日後、食後に倒れ、呼吸が苦しそうということで緊急来院されました。
当時来院されたときの状態は非常に悪く、すぐに手術室へと連れて行き挿管を行いました。
挿管時には、気管の入り口に食塊が詰まっており、誤嚥していました。
すぐさま取り除き、人工呼吸器による補助呼吸で状態が安定してきました。
その後”ICU”と呼ばれる、酸素を高濃度で維持できる特別な入院室でしばらく様子を見ていました。
状態も落ち着き、検査を行うと
肺野が真っ白になっており、「肺水腫」を起こしてました。梅雨の時期は湿度の上昇と共に、心臓や呼吸器の病態が悪化することがあります。
この「肺水腫」は名前の通り肺に液体が貯まり、低酸素症、呼吸不全を起こす疾患です。
治療としては利尿剤、血管拡張薬。強心薬などを使用します。簡単に言うと心臓の負荷を軽減させます。
数日間の治療によりRちゃんは呼吸状態も落ち着き、肺野もきれいになりました。
無事退院できましたが、今後も呼吸状態を注意深く観察していく必要があります。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
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KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
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