外科外来スタート
1月13日(日)
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:1月19日(土)、25日(金)
デンタルセミナー:1月27日(日)
*******獣医師の臨時休診について*********
院長:1月22日(火)
百石:1月26日(土)、27日(日)
國廣:1月20日(日)、25日(金)、26日(土)
こんばんは、院長です。
昨日のブログでも太田さんが書いていましたが、もう1月も半ばですね。
本当に早いものです。
私の1月の1番の思い出といえば、もう10年以上も前になる高校生のセンター試験でしょうか。
確か当日は大雪でした。
しかも運悪く風邪を引いてしまい、38度以上の高熱を出しながら問題を解いたことを覚えています。
頭が朦朧とする中の試験で落ち込んでいたのですが、結果は自分史上最高得点でラッキーでした。
2月の二次試験も何とかクリアし、無事に志望校の大阪府立大学へ入学できたことを懐かしく今感じています。
さて今年も来週の19日、20日に実施されますが、受験生の皆さんはどうぞ頑張ってください。
今日は外科外来のお知らせについてです。
私が外科認定医の資格を取ってから、今まで以上により多くの手術に対する問い合わせを受けるようになりました。
特に最近では遠方からの問い合わせが非常に多いように感じます。
それに合わせて1月より毎週日曜日の私の午前診察を外科外来日とさせていただきました。
完全予約制での診察もしくは手術日になりますので、日曜日の診察をご希望される方は予約をお願いします。
それではここ最近実施した手術のお話でもしましょう。
1例目は乳腺腫瘍と卵巣子宮摘出術をを受けたワンちゃんです。
当院での手術を希望されて遠方よりご来院いただきました。
まだまだ腹腔鏡での手術を実施できる施設は少なく、多くの方に受けていただいています。
やはり愛する家族のためですから、負担の少ない治療を受けさせたいと考えられている方が多いのでしょう。
腹腔鏡の避妊手術も現在では30分かからずで終わりますので、もし私の手術を希望される方は外科外来をご利用ください。
次は胆嚢摘出を実施したワンちゃんです。
この子は胆嚢が破裂したことによって腹膜炎になりDICと呼ばれる非常に危険な状態でした。
輸血を実施し、出血を最小限にしながら手術を実施しました。
もちろん状態が悪いので、手術のリスクを少しでも下げるため最速で終わらせました。
なんとか元気になってくれてホッとしています。
次は肛門周囲の腫瘍を摘出したワンちゃんです。
肛門周囲の腫瘍は良性のことも多いのですが、放っておくと排便時の出血などが見られるようにもなります。
また去勢していないワンちゃんの場合は、去勢手術だけで腫瘍が退縮することもあるのですが、今回は女の子だったため手術となりました。
肛門周囲は粘膜のため出血が見られやすいため、今回は半導体レーザーと呼ばれる機械を使って手術しています。
半導体レーザーはリハビリなどの温熱療法としてよく使われていますが、手術でも役立ってくれます。
止血と切開を同時にできるため、スムーズに手術は終わりました。
このように当院では様々な機器を駆使しながら手術を実施しています。
最後はよくブログでも紹介される進行性脊髄軟化症のワンちゃんです。
およそ1ヶ月に1〜2頭ほどの手術があるように思います。
普通は獣医師でも数年に一回しか見ないような難病ですが、当院には紹介などもあり数多く来院されます。
神経の状態を確認しながら手術を実施しました。
無事に麻痺の進行も止まり、先日無事退院してくれてホッと一安心です。
遠方の患者さんですが、これからも顔を見せにきてくれるということで嬉しいご報告でした。
またお会いしましょう。
こうやって見ると消化器外科、生殖器外科、乳腺外科、神経外科と本当に獣医師は様々な手術を実施していることがわかるかと思います。
勉強が終わることがないためとても大変ですが、だからこそ面白くもあります。
まだまだ私も自分の中では未熟ではありますが、認定医として様々なアドバイスや手術をすることが可能です。
私の手術や外科診察を希望される方は、ぜひ外科外来をご利用ください。
予約診察のため、ゆっくりとお話しさせていただくことが可能です。
院長
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定