尿路結石に関して

2024/3/6(水)

＊＊＊＊＊セミナーのお知らせ（本院）＊＊＊＊＊＊＊＊＊

パピーセミナー：３月３日（日）、９日（土）、１６日（土）、２４日（日）
デンタルセミナー：３月１０日（日）、３１日（日）

＊＊＊＊＊本院からのお知らせ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
２０２２年５月から夜間診療を開始しました。
平日２０：００～２４：００で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

こんばんは
獣医師の茂木です。

今回はワンちゃんの膀胱結石に関して。
最近、膀胱結石を繰り返してしまう
ワンちゃんが多い印象があります。

尿石形成が起きる原因として
① ミネラルの尿中濃度が高い
②尿の貯留時間の延長や尿流の低下
③ 結晶化しやすいPH
④ 尿中における結晶阻害因子の濃度低下

などが挙げられます。
これらは食事、水分摂取不足、尿路感染、遺伝、代謝異常など
様々な要因によって生じる可能性があります。

そのため
私たちは繰り返してしまう子に関して
食事の変更や飲水量を増やすようにお伝えしたり、
根本的に代謝性異常がないかどうか
血液検査や画像検査を実施したりしています。

まずそのようにして根本疾患を探っていくことが重要です。

そして石の成分は食事で溶けるのか、
溶けないのかも治療法を決定していく上で
大事なことになっていきます❗
それは尿検査や画像検査で判断していきます。

溶解する成分なら
溶解治療が適応になってきますし、
溶解治療に反応しないようなら
外科手術が適応になってきます💣

当院では外科手術に関して
開腹で通常通り膀胱結石を摘出していく方法と
腹腔鏡を用いて摘出していく方法があります。
それに関しては次回詳しく記載しますので乞うご期待！！

それでは今日はこの辺で・・・　出来ましたら、拍手をお願いします♪

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　茂木@U-KYO-Animal Hospital

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定　総合臨床医・外科医/　国際中獣医学院認定　中獣医鍼灸師