必殺皿戻し!!(注:ope写真でます)
5月28日(金)
*******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:5月30日(日)
SAGANOの太陽です。
新しい病院、着々と工事が進んでいます!
2階の診察室前の待合の様子です。やっと窓ガラスも入り、それらしくなってきました。
2階フロアの図面をお見せしますね。
この図面を元に様々な必要物の位置を書き込んでいきます。例えば、、
コンセント、それらのワット数、酸素配管、LAN、電話線、照明への電線、監視カメラ、防火センサー、対人センサー、換気扇、クーラーなどの空調、壁の強度を増す下地、スピーカー、などなど
(誰かやってくれ笑)
やっと残す作業も少なくなってきました。あとは主に内装や機材の選定くらいですね。
あとおよそ2ヶ月、楽しみにしていて下さい。
では一症例ご紹介しますね。
これまでに何度かブログにも登場してると思いますが、膝蓋骨脱臼という疾患をお話します。
簡単にいうと膝のお皿が外れるもので、多くは内側に外れます。
症状がなければ基本的に外科適応になりませんが、ケンケンをするなどの症状がある場合や、筋肉の萎縮が認められる場合は外科適応になります。
外科の方法はいくつかありますが、私はお皿が本来はまっている溝を深く掘る術式と脛の骨を人工靭帯を用いて外旋させる術式を併用しています。
写真は左膝のお皿が内側に脱臼しているものです。脛の骨も内旋しています。
(脛の骨とその横にある細い骨の間の距離が離れているので内旋していると分かります)
右膝のお皿は綺麗に中央に収まっていますよね。この位置に左膝のお皿も戻してあげたい訳です。
レッツ皿戻し
大工さんのように骨を削っていきます。表面の骨膜は残したいので、一段下の骨をだるま落としの様にブロック状に抜いてきます。
1.5mm程度溝を深くすることができました。(深くしすぎても意味がありません)
脛の骨に穴を開け、人工靭帯をひっかけて外旋させます。
あとは関節包などの軟部組織を利用してお皿の位置を微調整して手術終了です。
ばっちしお皿が中央に乗っていますね。脛の骨も外旋してストレートになっています。
術前
術後
膝を横から見てもお皿がしっかり乗っていることがわかります。
よく見れば人工靱帯を通している脛の骨の穴も見えますね。
よく頑張ってくれました。
あとはお母さん。お願いだから安静を守ってね😂
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taiyo@U-KYO-Animal Hospital
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師