最近口が臭う??
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピーセミナー:1月27日(土)、28日(日)
デンタルセミナー:1月20日(土)
*****本院からのお知らせ*************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは、獣医師の朴です。
2024年も始まり、早くも1月が終わろうとしています。
皆さんはお正月をどう過ごされましたか?自分はコロナ禍で会えなかった親戚たちや祖父母と
集まって、正月を過ごしました。
何年も会えていなかった親戚の子供たちが成長した姿を見ると子供は成長が早く、
自分も歳を取ったなと思いました。(笑)
さて、話は変わりますが今回は歯周病についてお話ししていこうと思います。
皆さんは歯周病についてどのようなイメージを持たれているでしょうか?
よく聞くイメージとしては『歯の病気』、『高齢になったらなる』や
『口が臭くなる』といった事をよく聞きます。
『口が臭くなる』は正解ですが、そのほかのイメージは実は間違っているのです!
まず、歯周病は歯の周りの組織が破壊される病気ですので歯の病気ではありません。
さらに高齢で起きる病気でもなく実は若齢でも起きる病気なのです。
最近の報告ではデンタルケアをしていない小型犬は9ヶ月齢から歯周病が始まるとされています。
また、歯周病は見た目だけでは診断ができません。
なので、日々のデンタルケアがとても大切になってきます。
デンタルケアは歯ブラシやデンタルガムなどを使っていただきながら歯周病の原因である
歯垢をつきづらくします。
しかし、人と同様いずれか歯石は付いてしまうので、その時はスケーリングで歯石を除去します。
歯ブラシで歯石は取れません!
今回はスケーリングを実施した症例を最後に紹介しようと思います。少し血が見られるので苦手な方は
ご注意ください!
以前、診察時に歯石がかなり付着していたのでスケーリングの提案をし、スケーリングを実施する
こととなった子です。
スケーリングを進めていくと歯根の分岐部まで歯肉が退行していた為、抜歯対象となり抜歯しました。
このように、歯石が歯を支えている時があり歯石を取ると歯がぐらつくといったことが多々あります。
このようなことが起きないためにも日々のデンタルケアが大切となります。
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師