本格的な秋のはじまり
11月12日
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パピーセミナー:11月23日(木祝)、25日(土)、26日(日)
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2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは、獣医師の朴です!
最近はすっかり秋らしくなり、涼しいを通り越して肌寒く感じるこの頃。
寒暖差があると体調を崩しやすくなるので、体調管理は怠らず日々を過ごしたいものですね。
すごしやすい日が続き、紅葉やハイキングに出掛ける方も多いと思いますので、
今回はノミ・ダニの予防についてお話ししようと思います。
ノミとダニの違いはノミは昆虫であるのに対し、ダニは昆虫でないという点です。
昆虫は体の区分が頭部・胸部・腹部からなり、胸部から3対6本の脚がありますが、
ダニには体の区分がなく脚の数も胴体部から4対8本の脚があります。
ということはダニは昆虫でないことがわかります。
(ダニの成長段階では3対6本の時期がありますが今回は説明を省きます。)
ノミ・ダニは基本どこにでもおり、草むらや物置の下など様々な場所に生息しています。
また、一般的なイメージとしてノミやダニは冬にはいないイメージが強いかもしれませんが、
実際は活動をしていないだけで冬にもいます。
さらに、ノミは約13℃、ダニは20℃から活動が可能と言われています。
万が一外から持ち込んでしまった場合、ノミ・ダニが家で活動を始め吸血行動を始める恐れが
あります。
また、ノミ・ダニは猫ひっかき病、ライム病やSFTSなどの動物と人両方がかかる病気
(人獣共通感染症)を媒介する恐れがあります。
今回は外から持ち込まれた一例を紹介しようと思います。
写真は来院された猫ちゃんから取れた鱗屑(フケ)に水をたらした時の写真です。
写真では周りに滲んでいるのが確認できます。
これはノミ糞で、ノミ糞は白い紙の上で水に滲む性質があります。
この猫ちゃんからは肉眼ではノミは確認されませんでしたが、
ノミ糞が認められたことでノミがついていた可能性が考えられます。
お話を伺うと、この猫ちゃんはよく外に出ることが多く、予防は定期的にされていませんでした。
このように外によく出る猫ちゃんや散歩に行く犬ちゃんではいつノミやダニにつかれるか
はわかりません。
また、『うちの子は外に出ないからノミやダニがつくことはない!』と思われるかもしれませんが、
人や同居の猫・犬が家に持ち込む可能性が十分あり得ますのであるので定期的に予防しましょう
(1ヶ月に1回)!
予防することで我が子を守るだけでなく飼い主さん自身の身も守る事につながるのです。
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師