漢方薬の処方はじめました
8月8日(火)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:8月12日(土)午後、20日(日)、26日(土)午後、27日(日)
百石:8月19日(土)午後
三浦:8月13日(日)
こんばんは!
最近、マグカップでお水を飲むことにはまっているごまちゃん
テーブルの上でお行儀悪いですが
人の食べ物にいつも興味津々、故の行動でしょうか…。
お水を飲まずに困っている猫ちゃんの飼い主様、
一度試してみてはいかがでしょうか?
さて、本日はタイトル通り、漢方薬のお話をさせていただきます
既に紹介させていただいている方もいらっしゃいますが、
当院では、動物用に作られた、錠剤タイプの漢方薬を取り扱っています。
食いしん坊の餡ちゃんは粒のままで食べてくれます
餡ちゃんは稀なケースですが、
一般的な粉のお薬よりは、飲ませやすいかと思います。
最近ではメディアで取り上げられることも多い漢方。
漢方をはじめとする東洋医学と、西洋医学の大きな違いは
病気に対するアプローチの方法です。
西洋医学は、病気の原因を絶つことが主です。
病原菌を攻撃したり、症状を抑えることが目的です。
消化器、循環器、など体を細分化し
異常が出ている部分を狙い撃ちして治療を行います
東洋医学は、動物が本来もつ治癒力を高めることが主です。
体を細分化するのではなく、バランスを重視し
足りないものを補い、過剰なものを取り除くことを目的とします。
例えば、血の巡りを良くしたり、過剰な熱を取り除いたり…
狙い撃ちではなく、全体を整える治療を行います
どちらが良いか、というものではなく
それぞれに得意分野と不得意分野があります。
どちらも上手に取り入れていくのが良い方法だと思います。
漢方の得意分野は、
「検査結果に異常がないけれど、何となく調子が悪い」
「同じ症状を何度も繰り返してしまう」
「既に色々治療しているけど、もう少し良くなってほしい」
「高齢になってきたから、元気の維持のために何かできないか?」
などといったところでしょうか。
具体的にどのような処方になるのかというと、
体のバランスはその時々によって変動しますので
定期的に状態を確認しながら
漢方の組み合わせや量を決定していきます。
ある程度症状が落ち着いたら、量を少なくして
病気の予防や、養生として続けていくこともできます
体のバランスを整える、という点では
毎日のご飯や、上記のお水などの環境整理も大切な要素のひとつですよね
今の環境にプラスして何かできることがないか?
と思われましたら、いつでもご相談ください
それでは今日はこの辺で・・・
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R. Miura@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER