猫でもコロナ?
5月22日(金)
*******臨時休診のお知らせ************
今月は獣医師の臨時休診はありません。
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
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こんばんは、獣医師の國廣です。
昨日で京都、大阪、兵庫の緊急事態宣言が解除されましたね。
まだまだ自粛モードは続いていますので、
積極的な外出は避けたいところです!
本日はそんな「コロナウイルス」にちなんで、
猫の腸コロナウイルスについて(※人のコロナウイルスとは全く別物です。)
症例は3ヶ月の女の子Bちゃん。
元気食欲はあるものの、下痢を繰り返していました。
若齢の猫ちゃんでは、ウイルスや細菌による感染症が下痢の原因となることが多いです。
詳しくその原因を検査するために、便の遺伝子検査を依頼しました。
結果は「猫の腸コロナウイルス陽性」と出ました。
このウイルスは、日本のほとんどの猫が保有しているウイルスになります。
多くの場合は何の症状もなく、ただ保有しているだけなのですが、
今回のBちゃんのように下痢などの消化器症状を引き起こします。
詳しくは分かっていませんが、便や唾液中のウイルスが鼻や口から介して感染すると言われています。
特別大きな治療は必要なく、ウイルスが排出しきるまでは
対症療法といって下痢止めや点滴による脱水の改善が治療となってきます。
ただ中でもある一定のウイルスが突然変異することで
「猫伝染性腹膜炎」といわれる死に至る病気も起こすこともあります。
猫ちゃんを飼っているオーナーさんは、知っておく必要があると思います。
予防方法としては
・他の猫ちゃんと接触させない
これに尽きますが、症状が出ない猫ちゃんもいるので
なかなか予防がしずらいのも現状ですね。
若い動物でも、そういった病気があるので
異変に気づいたらすぐに病院へいらしてください。
何事も早期発見・早期治療です!
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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