猫の舌腫瘍
4月16日(火)
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:4月27日(土)、28日(日)
デンタルセミナー4月21日(日)
*****本院からのお知らせ*************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
***************************
こんにちは、獣医師の國廣です。
あっという間に新年度を迎えて、2週間が経ちました。
新人も入り、新しい風が右京動物病院に入ってきました。
そしてやってきました、春の予防の季節🌸
狂犬病やフィラリア検査でいつも以上に予約が埋まるのが早くなります。
当院は予約優先制ですので、予約をしていない方でも診察は可能ですが
体調が悪いなど、緊急を要する場合以外はしっかり予約を取っていただく方が
待ち時間は短くなると思います。
ホームページからでも、お電話でも予約はお受けできますので、ぜひ活用してください!
では、本日のテーマは猫のKちゃんについて。
他の病院で口の中にデキモノがあるかも、とのことで当院へセカンドオピニオンで来院されました。
診察でKちゃんの口の中を見ようとしましたが、本人が嫌がり全く見れず・・・。
しかし、流涎や採食困難(食べたいけど食べれない)などの症状が見られたので、麻酔をかけて口の中を見ていきました。
すると舌の裏側に腫瘤が認められました。
CT検査で浸潤度合いや転移の有無などを評価し、さらにこの一部を病理組織として生検を実施しました。(写真は「パンチ生検」と言います。)
結果は「扁平上皮癌」という悪性腫瘍で、猫ちゃんの口腔内腫瘍の中で最も発生率の高い悪性腫瘍でした。
外科手術や放射線治療、抗がん剤などの内科治療を提案しましたが、
積極的な外科は望まれず、内服薬での治療を開始することになりました。
また自力での採食が困難なため、栄養管理や内服管理のために喉にあたりにチューブを挿入も行いました。
現在治療から約2ヶ月が経過していますが、少しずつ腫瘍が大きくなっており、
次の治療を相談しているところです。
候補としては放射線療法を検討しています。
放射線療法は特殊な機械が必要で、当院では実施することができませんが、紹介という形でも治療を受けることはできます。
今後も色々な困難があるとは思いますが、Kちゃんとご家族の皆様と協力して最善の医療を提供していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎ LINE@はじめました ⭐︎
獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等便利でお得な?情報を配信中!
フードのご注文も24時間可能です♪ ID検索【ukyo-ah】
⭐️サービス向上の為、右京動物病院HEALTH CARE CENTER (本院)についてのアンケートを行っております⭐️
所用時間約5分
下記リンクからご回答よろしくお願い致します。
https://docs.google.com/forms/d/1glIo7SRCgcc3Ir8sLmPVz6ptQvea5OmSeI1sG5456O0/edit?pli=1#responses
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師