瞬間血糖値測定機!!
8月9日(金)
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :8月9日(金)、17日(土)、23日(金)、31日(土)
デンタル教室:8月18日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:8月27日(火)
三浦:8月12日午後(月)、18日(日)
*******分院休診のお知らせ*********
8月11日(日)8月12(月)
こんばんは分院長です。
8月11(日)、12日(月)は臨時休診とします。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。
今日は採血方法に関してのお話です。
健康診断やフィラリアのチェックの際皆さんも採血の様子をご覧になった事があると思います。
犬は脚の外側から、猫は内側から採血する事が多いです。
一回の採血だと負担なく実施する事ができます。
しかし病気によっては1日に何回も採血が必要になる事があります。
その最たる例が糖尿病です。中でも猫での発症が多く、病院でも遭遇する機会が多い病気です。
飲水量と尿量が増えたと来院されたT君。
検査の結果糖尿病である事が判明しました。今後インスリン注射による治療が必要です。
実はインスリンの種類は沢山あり、T君に合うものを今後探していかなくてはなりません。
またインスリンの適正量もその子その子で違うため、これもまた調節が必要です。
体に合ったインスリンの種類と量が見つかるまでは少なくても1日に5回以上は採血を繰り返す入院生活を続けなければいけません。
しかしT君はなかなかやんちゃな性格で、検査初日は鎮静をかけなければいけないほどでした笑
採血の度に鎮静をかけるわけにもいかないので、今回は秘密兵器を使用することにしました。
百聞は一見に如かず。
皮膚に血糖値を瞬時に測定してくれるセンサーを取り付けます。
(毛を剃ってしまってごめんよ)
ここに専用の読み取り機をかざすと、1秒で血糖値を測定してくれるんです。
過去のデータも残っており、血糖値をグラフ表示してくれます。
これなら本人にストレスをかけることなく、何回でも血糖値を測定する事ができます。
しかも入院の必要もなく、ご自宅でインスリンの効き具合を確認する事ができます。
インスリンを投与する事で、稀に低血糖を起こし、命の危険性を伴う状況になる事がありますが、これだと安心してインスリンをご自宅で注射していただけそうです。
本来は血糖値だけでなくその他にも確認したい血液検査項目もあるので、入院下で採血を行いインスリンを調節していく事が望ましいのですが、T君のような子にはとてもマッチした治療法だと思います。
やはりその子に合った治療が最善の治療法ですね。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
taiyo@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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