脾臓腫瘤、乳腺腫瘍、鼠径ヘルニア (術中写真が出ます)
6月14日(金)
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:6月15日(土)、21日(金)、29日(土)
デンタル教室:6月16日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:6月29日(土)
こんにちは太陽です。
ブログシフトが月一回になり、久々の投稿です。ネタに追われる事なく気楽に過ごせるなと思っていたら、今月からまた2週一回に戻りました笑 そんな甘くないですね。。
治療をした子を思い出すいい機会になりますし、いざ書き出したら楽しいのですが、何事もスタートするまでに時間がかかります。
シャワーも浴びるまでにかなり時間がかかるタイプです笑
では先日行った手術の話を少し。
お腹に大きなしこりがあると来院されたシェパードのOちゃん。腹部エコー検査では脾臓に大きな腫瘤が見つかりました。CT検査の結果副腎も腫瘍化していることが判明。
副腎は現時点で無害である事、Oちゃんが高齢である事を考え、今回は脾臓腫瘤摘出および乳腺腫瘤の切除のみ行うことにしました。
手術歴があり、腹腔内には癒着が見られ、丁寧に剥離していきます。
腫瘍化した脾臓が顔を出しました。
血管を一本ずつ結紮していき、無事脾臓摘出完了。
ひとまず閉腹して乳腺腫瘤の切除に取り掛かります。
今回は高齢である事を考え、乳腺の全切除は行わず、発生部位のみ切除していきました。
鼠径部にもしこりが密集しており、切開を尾側に広げるしかなさそうです。
また鼠径部に腹腔内と連絡している穴(鼠径ヘルニア)が左右二箇所ずつあったので、突出した脂肪を腹腔内に戻し、ヘルニア孔を閉じます。
かなり傷口が大きくなってしまい痛々しいですが、しっかりと縫合をして手術終了です。
今回お婆ちゃんのOちゃんに対して侵襲性のある手術をするかどうか、とても悩みましたが、オーナー様と相談の上、手術を決断しました。病理検査結果が悪いものでない事を祈ります。
本当によく頑張ったねOちゃん。術後たくさん撫でてあげました。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
taiyo@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎ LINE@はじめました ⭐︎
獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
フードのご注文も24時間可能です♪
ID検索【ukyo-ah】
⭐︎インスタ始めました⭐︎
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定