負担のない医療を
8月10日(火)
******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:8月29日(日)
デンタル教室:8月22日(日)
こんばんは、獣医師の國廣です。
まだまだ暑い日は続きますね。
もう時期お盆になりますが、皆さんはどう過ごされるのでしょうか?
僕は福岡までお墓参りに行きたいところですが、
このご時世、今年も行けそうにありません。
今年中にワクチン接種を終えて、帰省したいものです。
さてさて、本日は症例のお話。
先日多飲多尿を主訴に来院した猫ちゃん。
元々腎臓病を患っていましたが、検査の結果「糖尿病」になっていました。
症状としては多飲多尿以外に
・削痩
・多食
・神経症状
などがあります。
放っておくと、ケトアシドーシスという病態に陥り非常に危険な病気ですが、
血糖値のコントロールができれば基本的な予後は良好です。
糖尿病の治療は人と同様、インスリンを注射してあげることですが、
自宅でしてもらわなければいけないので、飼い主様の協力が非常に重要なってきます。
インスリン注射といっても、種類はたくさんあり、
どれくらい効果があるのかは実際に注射を打ってみないと分かりません。
注射を打ってから、血糖値の推移を測定して
どれくらいの量(単位)を打てばいいかを判断していきます。
基本的には預かって検査を行うことが多いですが、
猫ちゃんストレスを感じやすく、それにより血糖値が上がってしまい
結果が思うようにいかないこともあります。
そういったときに自宅で血糖値を測定できる機械があります。
「フリースタイルリブレ」という、人で使われているもので
細胞外液の血糖値を測定できる優れものです。
(わざわざ採血をしなくて済むということです!!!)
下の写真ように猫ちゃんにセンサーを装着して、リーダーをかざすと
数値が出るようになっています。
これにより自宅でストレスなく血糖値を測定でき、
なおかつインスリン治療におけるリスクである低血糖を早期に気づくことができます。
できるだけ動物に負担のないような、検査や治療を考えるのも獣医師の役目だなと思います。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね!」をお願いします♪
KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎ LINEはじめました ⭐︎
獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
フードのご注文も24時間可能です♪
ID検索【ukyo-ah】
⭐︎インスタ始めました⭐︎
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定