高齢の麻酔
2月8日(火)
*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:2月13日(日)、23日(水祝)
デンタルセミナー:2月27日(日)
*****本院からのお知らせ*********
10月から”予約優先診察”となっておりますが、
ご予約されていない方でも、診察は可能です。
もし予約が出来なかった場合は、直接ご来院ください。
(*獣医師の指名はできませんのでご了承ください)
****SAGANO分院臨時休診****
3/23(水)、3/28(月)、3/30(水)
****SAGANO分院からのお知らせ****
2/28~3/31は德田分院長の育児休暇となります。
德田分院長臨時の出勤日もございますので、
診察後希望の方は電話にてお問い合わせください。
SAGANO 075-205-0240
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こんばんは、獣医師の國廣です。
まだまだコロナの勢いは収まらず、蔓延防止も20日まで続きますねー。
大学の授業でウイルスについて学びましたが、
こんなにも変異して感染が蔓延するとは思ってもいませんでしたし、まさか経験するなんて。。。
早く落ち着くのを祈るばかりです。
本日は、歯周病のKくんのお話。
13歳という年齢のこともあり、麻酔のリスクを非常に気にされていました。
施設によっては、高齢の麻酔を避けるところもありますが、
当院では重症例の来院も多く、そういった子でも比較的麻酔をかける機会は多いです。
麻酔をかけた際のモニタリングで重要なものには
・心電図
・血圧
・体温
・サチュレーション
などがあります。
医療ドラマなどを見ていると、聞く機会があると思います。
中でも、術中の血圧は非常に重要です。
麻酔薬には「血管拡張作用」というものがあり、低血圧を引き起こします。
低血圧には様々な対処がありますが、よく使用されるのは「ドパミン」と呼ばれる昇圧剤です。
「ドパミン」はノルアドレナリンの前駆物質で、神経伝達物質の1つです。
これを静脈点滴に加えることで、術中の血圧の安定化を図ります。
Kくんもドパミンを使用することで、非常に安定していました。
高齢の子の歯の処置は、スケーリングだけではなく抜歯も必要なことが多いので、
処置自体にどうしても時間がかかります。
無事処置も終わり、麻酔の覚醒もスムーズにでした。
最近では16歳のゴールデンレトリバーの麻酔なども問題なく終えています。
またよほど重症な子に関しては、外部から専門医を呼ぶこともあります。
おうちの動物のことで、何か気になる点がありましたら、
気兼ねなく相談してください!
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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