皮膚病
9月16日(日)
まだまだ暑い日が続いています
雨が降ってジメジメもしています
こういう時期には皮膚病の子がよく来院されます
ちなみに以前勤務していました泉南動物病院
そちらの横井先生は獣医皮膚科界ではかなり有名な先生で
その下で多くの勉強させていただきました
お陰で自信を持って診察することができています
ありがとうございます
さてさて
皮膚病といっても原因は様々で
よくあるのが・・・
・感染(細菌、寄生虫やマラセチアなど)
・アレルギー(アトピーや食物アレルギーなど)
・その他(ホルモン病や免疫異常など)
それぞれ原因によって治療方法も変わってきますが
やはり皮膚を衛生的に保つことは重要なので
定期的なシャンプーや耳掃除などは頑張ってほしいと思います
今回の子はアレルギーが根本にあって
そこに細菌の二次感染が生じてしまったようでした
トリミングの際一緒に診察をさせていただきました
皮膚は赤く腫れて、毛も抜け落ちてしまっています
もう何年もこのような状態で半ば諦めてしまっているとのことでした
しかし感染を抑えて、薬用シャンプーも頑張ってもらうことで・・・
かなり赤みもひき、少しずつ毛も生えてきました
そして根本のアレルギー治療を行い
食事も皮膚に良い物を食べるようにすると・・・
毛も以前のように生えて、痒みもすっかりなくなりました
このように原因をしっかり特定して治療することで
なかなか治りにくい皮膚病でもかなり良くなることがあります
アトピーなどの場合でも完治は難しいですが
病気と上手く付き合っていくことは可能です
皮膚病で苦しんでいるワンちゃんは多いです
何か困ったことがありましたらいつでも相談していただければと思います