読書のお勧め
10月29日(月)
母が読み終わって勧めてくれたので読んでみました
あっという間に読めます
是非~~~とお勧めします^0^
「舟を編む」三浦しをん著
のっけから「犬」の話に引き寄せられたのです
・・・・・・・・・・・3~4ページ抜粋・犬の話・・・・
犬は、動物の犬だけを意味する単語ではない。
・・・・・・「官憲の犬めがぁ!」と
裏切りに遭った瀕死のヤクザが血まみれで叫んでいた。
・・・・・・
「やつを犬死にさせちゃあいかんぜよ!」
・・・・・
犬という言葉が「無駄」に相当する意味も持つのだ・・・・
・・・・・動物の犬は、人間にとって忠実なる相棒である。
信頼のおける、賢く愛らしい友である。
にもかかわらず、同じ「犬」という言葉が、
卑怯な内通者や物事の無意味さを指しもするのは、不思議なことだ。・・・・・・
・・・・・・・・37ページ抜粋・猫の話・・・・・・・・
トラさんが使っている小鉢に、新鮮な水を注ぐ。
エサ皿にはニボシとおかかを盛り、台所の床に並べた。
・・・・・自室に布団を敷き、「トラさん」と窓から小声で呼ぶ。・・・
布団に横たわり、無精紐を引く。トラさんが来るのではないかと思って・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんとも優しい男なのです
一途な男で
優しい男
でもどう見てもパッとしない男
そんな男に惹かれてしまう「お話」
是非秋の夜長に読まれては???
犬好きのあなた
猫好きのあなた
文字好きのあなた
無精紐って何か懐かしい~~~( ̄ー ̄)ニヤリッ
たかな(元・図書委員より) SALON ”Trimmed by Jan”@U-KYO-Animal Hospital