マダニの恐怖
2月2日(土)
臨時休診のお知らせ
2月5日(火)の午後診察 は院長がセミナー出席のため臨時休診とさせていただきます
ご迷惑お掛けしますが、何卒宜しくお願いします
皆さんは1月末日のNEWSもしくは新聞で見られたでしょうか?
厚労省 ダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群」国内初確認を発表 患者は死亡
以前からお伝えしてますようにノミ・マダニは冬場でも活動しています
特に自然の多い地域(当院の周りでも)ではマダニも普通にたくさん存在しています
ノミは外に出なくても家の中に侵入してきます
(よく「うちの子はお外に出ないから」という方がいらっしゃいます)
そしてノミ・マダニは血液を吸うだけでなく様々な病気を媒介します
その中でも特に怖いのが人獣共通感染症という人にも移る病気です
我々も特に気を付けています
感染してしまっては他の子達の治療もできなくなってしまいますから
動物にもノミアレルギー(特に皮膚病の子)、サナダムシ、バベシア、ヘモバルトネラ症
といった病気を媒介してきますが
人に感染するので有名なのは
猫ひっかき病、ライム病といった病気です
今回発見された病気は日本では初めてのマダニ媒介性の病気で
治療法はなく、死亡率は10%と非常に恐ろしい病気です
正直な所まだまだノミ・マダニ予防は浸透していません
しかし啓蒙しつづけるのも獣医師の役目かなと思っています
今では当たり前となったフィラリア予防もそうやって徐々に浸透したのです
ノミ・ダニ予防をすることで動物と人の健康を守る
また他の子に移さないモラルをもった飼い主さんが増えることを祈ります
(ドッグカフェやドッグラン、サロン、病院に予防していない子がたくさんいたら嫌ですよね)
またノミ・ダニ予防は従来のスポットタイプ(背中にたらす薬)に加えて
飲み薬も新しく出ています
背中につけるのが苦手な方や水遊び・シャンプーをよくされる方は
是非お試しいただければと思います
では今日はこの辺で・・・・
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