骨折の治療
7月11日(金)
※7月臨時休診のお知らせ |
12日(土)、13日(日) 学会参加のため臨時休診となります。 |
ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願いします。
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ご無沙汰しております
最近は本当に蒸し暑いですね
動物たちの熱中症も多いので注意してあげてくださいね
12、13日は学会に行ってきますので臨時休診となります
最新の知識を吸収して還元していきますので ご理解お願いします
一応病院の電話を携帯に転送していますので
救急の際は連絡していただいて留守番電話に伝言を残してください
さて今回は骨折のお話です
当院は大きな病院でもないですがそれでも一月に一回くらいは
骨を折ってしまった子が来院します
犬種も大体決まっていて
トイプードル、ミニチュアピンシャー、ポメラニアン
などの小型犬が非常に多いです
きっかけで一番多いのは
抱っこしているときに暴れて飛び降りたというもの
1メートル以上の高さから飛び降りると簡単に骨折してしまいます
注意してあげてくださいね
折れる場所は橈尺骨という腕の骨が折れやすいです
今回のワンちゃんもトイプードルですが
来院されたときには前足を床に着けることができずに三本足でした
そこでレントゲンで撮影してみると・・・
見事に骨が真っ二つです
ギブス固定だけでは完治を見込めないので
外科的にプレートで骨を固定することにしました
以下手術の流れを示しまますが、
手術で骨折部位を確認してズレを修復していきます
そこに プレートをあてがってベストなサイズを選択します
(もちろん動物専用のプレートでこの費用が高いです)
場所を決めたらドリルで骨に穴をあけて
プレートを固定するためのネジ穴を作ります
ネジでプレートと骨を固定して
そのあとは傷口を閉じていきます
これが術後のレントゲン写真ですが
綺麗に整復することができました
あとは再骨折しないように安静にしながら入院です
そして退院後再診に来てくれましたが
再骨折の心配もなくげんきにあ走り回ってくれていました
病院での入院生活も長く、手術も痛くて辛かったでしょうが
病院を好きで来てくれる非常に優しい子です
よく頑張ったね
自分を信じてついてきてくれる動物たちのためにも
これからも骨折でも癌でも皮膚病でも心臓病でも何でも治せるように努力していきたいです
明日からの二日間も頑張って勉強してきます
では今日はこの辺で・・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
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