開院の動機
3月9日(金)
動物病院を開院するまでの過程を記しておこうと思います
これからの人生を支配するであろう第一歩なのですから
まず最初から二年後の開院と決めていました
理由は二つです
1:我が家の犬を看取りたい
4匹すべての最期は自分で診てやりたい
幸いジャンは昨年末
自分で最期まで看取りました
勤務病院で最初は入院していましたが
最期は自宅に連れ帰り点滴・酸素・・・・設備の中
家族にも抱いてもらえて別れを告げることができました
少しでも一緒に居る時間を増やすには自宅に戻って来なければ
夜中でもいつでも診てやるには自分の医院でなけらばならない
それが一つ目の動機です
2:母が年老いてきているので一緒に住みたい
簡単ですがこれは幼い頃から決めていたのです
この二つは大学に入った時から早めに実践と決めていましたから
国家試験を受かる前から吟味していたのは
開院するまでに勤務する動物病院でした
短期でも十分な量と数の経験を積まさせてくれる病院
その代わり早朝から夜中までの超ハードな勤務は覚悟していました
最初は確かに「辞めたい」と思ったこともありましたが
今となってみれば
手術や様々な診療の自信をつけさせて頂いたと感謝しています
毎週二日の休みでは実家に帰り
栄養補給と洗濯をしてもらって
また大阪に戻るという過酷な日々が今は宝物になる気がしています