ダイエットフードのお話☆
2月4日(土)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:19日(日)、21日(火)
百石:2月7日(火)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
こんばんは☆
昨日は節分でしたね
せっかくの機会なのでお昼にスタッフ同士集まって恵方巻きをいただきました
みんなで「北北西」を向きながら恵方巻きにかぶりついていました
それでは早速本題に参りましょう
ワンちゃんネコちゃんのご飯についてこれからテーマごとにご紹介したいと思います(*・ω・)ノ
ちょっとお堅い内容かもしれませんが出来るだけ分かりやすくお伝えできればと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします
第1回はダイエット食についてです
肥満は「病気」
この言葉聞いたことありませんか??
糖尿病や関節疾患、高脂血症、人でも生活習慣病がありますよね(`・д・´)
肥満は様々な病気の引き金になり、寿命の長さにも繋がります
例えば、標準体重の方が太り気味のワンちゃんよりも約2年長生きすることがわかっています
じゃあうちの子は痩せてる?普通?太ってる?
いつでもどこでも簡単な体型チェックが出来ます!
『ボディ・コンディション・スコア』
というもので 胴の一番太いところを触って、容易に肋骨に触ることができますか??
目での確認は上から見た時に腰のくびれが明らかなのが適正な体型と言われています
太ってると何がいけないの??
どんな問題が出てくるの??
気になるところに迫っていきましょう
症状
体重増加、体脂肪の増加、動きたがらない、左右に揺れて歩く、呼吸困難、、、
皆様のお家のワンちゃん、猫ちゃんはどうですか??
1日ずっとゴロゴロ、オモチャで遊ぶのもすぐに止めてしまう、
散歩の距離が短くなった、すぐに息があがってハァハァしてる、、、
そんなことないですか??
原因
・摂取エネルギーが多い
ご飯のあげ過ぎ、おやつ、ストレス、
食欲の増加(避妊・去勢手術、ステロイドの投薬、ホルモンの異常)
特に疾患もなくお薬も飲んでなければ原因はやっぱり食べ過ぎかも、、、
・消費エネルギーが少ない
運動不足、避妊・去勢手術 、高齢、整形外科の病気
摂取エネルギー>消費エネルギーではもちろん体重は増えてしまいますよね
肥満のリスク
・糖尿病、高脂血症、心臓病、尿路結石症、関節炎、気管虚脱などの誘発や悪化
・麻酔がかかりにくい、手術しにくい、組織修復が遅いなどの手術に伴うリスクの増大
・発情期の乱れ、受胎率の低下、難産などの出産に伴うリスクの増大
太っていることで命に関わる病気になってしまうかも(;´Д`)<
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食事管理のポイント
・摂取エネルギーを減らし、体脂肪を燃焼する
必須脂肪酸が確保できる範囲で食事中の脂の量を減らします
動物の身体には脂は必要不可欠!
全く無くしてしまうのは止めましょう
L−カルニチンが体脂肪の燃焼をサポートしてくれます
・消費エネルギーを増やし、空腹をサポート
不溶性の食物繊維を増やしてウンチの量を増やし、水溶性の食物繊維を増やすことで
空腹によるストレスを軽減します
また、高タンパク質の栄養構成は筋肉量を維持し基礎代謝の増加に役立ちます
注意点
・ダイエットフードには食物繊維が多く含まれるので、
水分の摂取量が少ないと便秘することがあります(;´Д`)
ウンチの状態を確認しながら水分量の調節に注意が必要です
・減量には飼い主さんの根気が必要です
今の体重と適正体重の差が大きい場合は短い目標を何回か設定し
短期間での急激なダイエットは避けましょう
長い目で見てゆっくりを心がけましょう(。・ω・)ノ゙
当院でもダイエットフードはいくつか取り扱いがございます
写真には写ってないフードもまだまだあるんです、、、
少しでもダイエットに興味をお持ちでしたらいつでもご相談ください
その子に最適なフードを一緒に見つけましょう
それでは今日はこの辺で・・・
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