ライフステージ別のご飯2
7月9日(土)
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
院長: 7月14日(木)
百石獣医師: 7月10日(日)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
こんばんは☆
前回に引き続きそれぞれのライフステージに合わせたご飯を紹介していきます!!
ではまず前回のおさらい
ライフステージは、
《1》妊娠期
《2》授乳・哺乳期
《3》成長期
《4》維持期
《5》高齢期
の、5つに分かれます
今回は人生の約半分いや、それ以上と言っても過言ではない《5》高齢期を紹介します
高齢期のワンちゃんネコちゃんの栄養管理で気を付けるポイントです
①水
喉が渇きにくくなります
水飲み場を増やしたり、器の種類、ドライフードに水分を加えるなど積極的に水分を摂取しましょう
②エネルギー
基礎代謝が下がります
体脂肪が増え筋肉が落ちてきます
維持期と同じご飯やカロリー摂取では肥満になる子もいます
さらに年齢が進むとこんどは逆に痩せてくる子が増えます
味覚や嗅覚、歯周病の影響で食欲が低下したり、胃腸の消化・吸収能力も衰えてくるからです
この場合は少量でも必要なカロリーが摂取できるご飯がおすすめです
ご飯を温めたり柔らかくして食欲を掻き立てる工夫をするのも一つです
③ミネラル・タンパク質
腎臓の機能が低下してきます
ナトリウム(塩分)やリン・タンパク質の摂り過ぎに注意しましょう
おやつにはナトリウムが多く含まれているため注意
一方タンパク質は筋肉量の保つため、免疫機能の維持するために必ず必要です
摂り過ぎは禁物ですが良質なタンパク質が必要です
④便秘
飲水量や運動量の低下によって便秘になりやすくなります
少量の食物繊維は便秘の管理に適しています
⑤関節炎
肥満や軟骨成分の減少で起こりやすくなります
体重管理やサプリメント、療法食などの対応策があります。
◎前回の復習!ご飯を変更する時のポイントです
今までのご飯から新しいご飯に切り替える場合、一気に変えてしまうと
消化器障害(嘔吐・下痢など)が出る場合があります
新しいご飯の量を少しずつ増やして最終的に新しいご飯だけになるように調節します
高齢期は頑固になり、胃腸の能力も低下しているので10日から1ヶ月と特に移行期間を長くしましょう
当院でもサンプルをご用意しています
気になる方はスタッフまでお声かけ下さい
それでは今日はこの辺で・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
動物の総合健康管理施設
右京動物病院 HEALTH CARE CENTER