臨時休みの院長は何をしてるの?
1月29日(日)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:2月2日(木)、19日(日)、21日(火)
百石:2月7日(火)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
今年の冬は寒さが例年より厳しく感じます。
私だけでしょうか?
雪もいつもより降る日が多いように思います。
でも、雪で困っている人たちに失礼な話ですが、
あまり普段雪を見ることがないので、大雪になると少し楽しいです。
別に雪合戦をするわけでもないのですが、なんだかワクワクしてしまいます。
そんな中、病院のキレイな雪景色の写真が撮れました。
どうでしょう?
iPhoneですが、なかなかキレイに撮れたように思います。
ただ古いiPhoneなのでそろそろ新しいのには変えたいと思っている今日この頃です。
さてさて、そんな話は置いておいて、
「最近、日曜日に臨時休みをいただく院長が何をしているのか?」
を少しお話しします。
月に2回ほどお休みをいただいてしまい、
私の診察を受けられている方には申し訳ないのですが、
遊びに行っているわけではありませんのでご安心を。
現在、大阪の循環器認定医の先生のもとで「心臓外科チーム」に所属しています。
心臓外科とはその名の通り、心臓を手術することです。
昔では小さな動物に、そんな治療は不可能だろうと考えられていました。
しかし偉大な先人達によって、現在では少しずつでは確立された治療になりつつあります。
といっても、日本で手術できる病院は5本の指で数えられるくらいでしょうが。
もちろん京都にもそんな施設や先生はおりません。
そして、そのチームで月に2度ほど日曜日に心臓手術を実施しているため、
私も参加させていただいています。
実際に助手の立場で手術に立ち会っていますが、
常に命と隣り合わせの現場で一瞬たりとも気が抜けません。
まさに医龍の世界ですね。
このように体重も約2~3キログラムくらいのチワワなどの小型犬を手術することが多いです。
人間同様に人工心肺装置というものを使って、
心臓を止めて手術していきます。
もちろん心臓も小さくて、術野は目で見えないほどです。
しかも一歩間違えれば死につながる緊張の連続です。
そのため何人もの獣医さんや看護士さんが集まって、
一つのチームとなって一人の子を治すために頑張っています。
心臓病とくに小型犬の僧帽弁閉鎖不全症は進行していく不治の病です。
今までの治療では投薬によって、進行を遅らせることしかできませんでした。
しかし現在では手術によって、完治や減薬が期待できます。
もちろんリスクの高い手術でもあるため、皆が皆適応というわけにはいきませんが。
そして近い将来心臓病も治る病気になるはずだと信じています。
このように現在は心臓病手術のために月に数回大阪に行っています。
そのため院長の臨時休みが増えてしまって申し訳ありませんが、
一つでも多くの小さな命を救うために頑張っていますのでどうぞご理解ください。
そして心臓病で困っているワンちゃんはいつでもご相談ください。
「治らない病気が治るように」
常に新しいことを勉強しながら日
々の診療に励みたいと思います。
院長
それでは今日はこの辺で・・・・
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