皮膚病合宿、敢行!
2月13日(月)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:2月19日(日)、21日(火)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
10日から百石先生が風邪で寝込んでしまい、
多くの患者様にご迷惑をおかけしました。
本人は少しずつ回復してきております。
申し訳ございませんが、暖かい目で見守り下さいます様お願いします。
普段の忙しさはもちろんですが、
愛犬アムロの病気発覚、手術、治療と大変な日々が続きましたから、
疲れがドッと出てしまったんでしょうね。
私も含め、今後は自身の健康管理にも気をつけていかなければならないなと再認識致しました。
よいっても今晩も診療後に緊急手術ですが。。。
ワークライフバランス、大事ですね。
さてさて本日は手術の症例ではなく、皮膚病についてです。
シーズーの男の子で、もともとアトピー性皮膚炎や脂漏症が根底にありました。
きっちりと治療出来ているときは、うまく皮膚病もコントロール出来ていたのですが、、、
家が引っ越ししてしまって、なかなか病院に来る事が出来なくなってしまっていました。
その間に、、、
皮膚には酵母菌や細菌が住着き、皮膚は長期慢性の炎症によって苔蘚化(たいせんか)を起こしています。いわゆる象皮のような状態ですね。
また自宅では食事管理や投薬管理、薬浴管理がなかなか難しいとの事。
このままでは皮膚は取り返しのつかない状況になってしまう。
そこで、「3週間程病院でお預かりして、きっちりと治療しませんか?」と提案しました。
もちろん何か入院するような重病がある訳でもありません。
ですので、「入院」という感覚ではなく長期の「ホテル」感覚でスタッフとお散歩や遊びも取り入れつつ、
出来る限りストレスなどがかからないように快適に過ごしてもらえるようにお預かりする事となりました。
いわゆる「皮膚病合宿」ですね。
皮膚のターンオーバーがおよそ3週間程のため、それくらいの期間を今回は設定しました。
その間は
「毎日の耳掃除と点耳薬投与」
「2〜3日に1回の薬浴治療」
「毎日の確実な投薬」
「皮膚に合わせた療法食」
を徹底的に行っていきます。
そして3週間後の合宿終了日には・・・
お顔周りの毛もスッキリカットしてもらって、凛々しい顔つきに。
背中やお腹の皮膚もかなりキレイになりました。
脱毛し黒ずみ分厚くなっていた皮膚は、発毛してピンク色に戻っています。
そして何より、本人に痒みが一切なくなりました。
また病院で楽しく厳しい?生活を過ごしたお陰か、
お薬もご飯に混ぜると自分でしっかり飲んでくれるようになりました。
これで自宅での治療もだいぶ楽になるでしょう。
このように慢性化してしまった皮膚
病でも
徹底的に状態に合わせた治療を行えばかなりの改善が認められます。
当院ではこのようにお預かりしての皮膚病治療も可能です。
シャンプーを2〜3日に一回、毎日の耳掃除などお忙しい方にとっては
正直しんどいと思います。
そんなときは是非病院にご相談下さい。
院長
それでは今日はこの辺で・・・・
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