上手に歩けてます(^o^)/
3月5日(日)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:3月26日(日)
百石:3月12日(日)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
いよいよ春ですね
まだまだ寒い日が続きますが、みなさん体調崩されないようお気をつけください
って体調を崩していた私が言うのもなんですが…笑
私の愛犬アムロはというと…
抗ガン剤治療に免疫療法と、毎週のように注射や検査が続きますが、なんとか頑張ってくれて
おりまして、元気にご飯もモリモリ食べてくれています
アムロが元気だと私も元気をもらえて、お互い励ましあってます笑
アムロ、まだまだ頑張りま〜〜す
さて今回は椎間板ヘルニアの手術後、頑張ってリハビリに通ってくれているプードルのU君の
お話です
U君は今年の初め、後肢に力が入らずよろけてしまい、身体を触ると痛がるとのことで来院されました。
右の後肢の神経学的反応が明らかに低下しており、歩行は難しい状況でした
このような症状を示す病気には椎間板ヘルニアや脊髄炎、脊髄梗塞、脊髄軟化症…などたくさん考えられます。これらを診断するためにはMRI検査が必要になります。
なかには日に日に病態が進行し、完全麻痺に至ってしまったり、命に関わってくる病気も
あります。
U君も早急にMRI検査を実施しました。
その結果、腰椎の椎間板ヘルニアとの診断がでました。
椎間板ヘルニアの基本的な治療法は外科的手術です。
椎体と椎体の間にある椎間板物質が変性して硬くなり、その上をはしる脊髄を圧迫してしまう
ことで、痛みや麻痺が生じます。
治療が遅れてしまうと脊髄の圧迫によるダメージが残り、生涯麻痺したままになることも
あります。
なので、ある程度の脊髄のダメージがある場合は早急に手術する必要があります。
U君はMRI検査で腰椎の12と13番目の間の椎間板物質が突出し、脊髄を重度に圧迫していることがわかりました。
原因がわかれば、いざ手術です。
病変部の椎体を削って穴をあけ、脊髄の圧迫を解除します。
もちろん神経の近くを触るので、慎重に慎重に…あらゆる器具を使って作業を進めます。
変性した椎間板物質がごそっと摘出できたら完了です
圧迫を解除できた脊髄を確認し、手術終了です。
術後しばらくは麻痺が残りましたが、炎症緩和のためのレーザー治療や状態に合わせたリハビリにより日に日に回復し、術後約2週間で無事退院しました
退院後は引き続きレーザー治療とリハビリに通ってくれています。
現段階では神経学的反応は正常で歩行もできますが、前肢に比べるとやはり後肢の動きが若干
鈍いです。
なので、トレッドミルというランニングマシンのような機械を使って、神経反射刺激を促すと
ともに筋力回復につとめています
最初は戸惑っていたU君も今では上手にスムーズに歩いてくれています。
運動
後はレーザーをあてて、ホッと一息
U君、これからもリハビリ頑張って、いっぱい歩こうね
それでは今日はこの辺で・・・
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
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