たくましいRくんに脱帽です!!
6月4日(日)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
平野:6月10日(土)午後、11日(日)、24日(土)午後
百石:6月3日(土)午後、17日(土)午後
雨の季節ですね
しとしと降る雨も嫌いじゃないですが、やっぱり私はぴっか〜んと
晴れた暑い日の方が好きです
そんな日に愛犬アムロとお外でお散歩なんてできたら、幸せですねぇ〜
今年の夏もアムロとい〜っぱい思い出を作っていこうと
はりきってる私なのでした
さて、今回はあらゆる病に打ち勝ってきたなんともたくましい、
14歳パピヨンのRくんのお話です
Rくんは当院に初めて来られた時から右眼が眼球癆(眼球が小さく萎縮した状態)に
なっていて片眼が見えない状態でした。
なのにもう反対側の左眼が緑内障になってしまい、
目も見えず痛みのあまりかなり気性が荒くなっているということで当院に来られました。
残念ながら左眼は緑内障を発症してから経過が長かったため視力の回復は難しく、
最終的には痛み緩和のために眼球摘出手術をすることとなりました。
さらに…なんとその時の術前の検査で心臓の病気も見つかってしまったんです
術後は両眼とも失明という状態ではありますが、痛みもなくご機嫌な様子で、
心臓のお薬も毎日のんでくれているようで元気にしてくれているということでした
しかし、それから半年以上たった頃に、またRくんの気性が荒くなり、
どうやら口元を触ると怒ると言うんです。
みてみると…左のほっぺの内側に腫瘍ができていました
最初の細胞診(針を刺して採取した細胞を診る検査)では
良性腫瘍を疑うという結果だったので、とりあえずは経過をみましょうということで、
特に手術などは行いませんでした。
しかし腫瘍は徐々に大きくなり、数ヶ月後には腫瘍がほっぺの皮膚を
突き破って自壊してきてしまいました。
こうなったらもう手術するしかありません。
Rくん、心臓も悪いので心配事は多々ありますが、またまた頑張ります!
毛刈りをすると腫瘍がかなり大きいのがわかります。
切皮をし、腫瘍を頬の筋肉や骨から剥がしていきます。
腫瘍はかなり大きく成長していました。
切除できたら後は頬の粘膜を合わせて、唇を合わせて…縫合していきます。
腫瘍がかなり大きかったので、切除したあとの皮膚がよるのかが心配でしたが、
なんとか無事切除できました。
術後、皮膚をよせているため口が開きにくくなるかと思いましたが、
退院後はばくばくご飯を食べてくれているようで、元気にしてくれています。
Rくん!やはり無敵です
Rくんはワンちゃんネコちゃん合わせて軽く10頭は越えるほどの大家族の一員で、
その中でも一番のボスなんです
さすがですね
みんなRくん見習って元気な子たちばかりです
Rくん、まだまだこれからも家族みんなをひっぱっていってくださいね
それでは今日はこの辺で・・・
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
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