エコー検査の勧め
7月13日(金)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:19日(木)午前、29日(日)
百石:7月21日(土)午後
三浦:27日(金)午後
こんにちは。分院長です。
W杯も終わりが近づき、寝不足の日々からの解放も近いですね。私は日本戦は観ましたが、それ以外はあまり興味がなく、決勝戦だけ観れればいいかなと思っています。
大学6年までサッカー部に所属していましたし、見るよりはプレーする方が好きです。京都に帰ってきてからもフットサルのお誘いを他動物病院の院長さんから頻繁に受けますが、いつも予定が合わず、お断りしていました。ですが、ようやく来週あたり時間の都合がつきそうなので、フットサルをしてこようと思います。夜9時からのスタートですが、思う存分体を動かしてくるつもりです!
さて今回のテーマもエコー検査についてです。これまでにも何度かエコー検査の有用性をお話ししてきたかもしれませんが、ここ最近分院SAGANOで実施されたエコー検査のうち、異常ありと異常なしの内訳をまとめてみたのでぜひ見ていただこうと思います。
分院の診察室に簡易的な表を貼っていますが、今後はもう少し工夫をして来院された方に見ていただこうと考えています。
まだ母数は少ないですが、エコー検査を実施した8頭中7頭に異常所見が見られました。
胆嚢に泥が溜まる胆泥症や去勢手術を受けていない子で見られる前立腺肥大が多いですが、今後母数が増えてくるともう少し信憑性の高いお話ができるのではないかと考えています。もちろんエコー検査を実施している子にシニアの子が多いことなどの偏りはありますが、エコー検査を実施した子の多くに異常所見が見つかったという事実はかなりショッキングな内容かと思います。
エコー検査は麻酔の必要もなく、検査には10分もかかりません。春の健康診断で血液検査はしたけれども、エコー検査はまだしてないという方は、さらにその中でも7歳以上のシニア期のワンチちゃん、ネコちゃんを飼われている方は、是非腹部エコー検査を受けてみてください。
特別予約をしていただかなくても、来院された際『腹部エコー検査』と言っていただければ受けていただけます。
御察しのいい方はお気づきかと思いますが、『腹部』ということはそれ以外にもあるということです。腹部のほか、胸部(心臓、肺)、頭蓋内(脳)、眼、甲状腺、筋肉、骨などなど、マニアックなエコー検査も症状に応じて行なっています。
まだまだ奥が深いエコー検査ではありますが、これからも少しずつお話出来ればと思います。
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taiyo@U-KYO-Animal Hospital