冬に多いおしっこトラブル❄️
11月1日(火)
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:11月3、5、6、12、17、19、26、29日
デンタルセミナー:11月13日
シニアセミナー:11月25日
*****本院獣医師・臨時休診*********
細田:11/10、20、27日
鈴木:11/5、6日
*****本院からのお知らせ*********
5月から夜間診療を開始しました。平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは獣医師の細田です!
最近の嬉しい出来事!🎂
細田家のわがまま犬、トイプードルのもこが先月無事に14歳を迎えることができました✨
慢性の腸炎と闘っており毎日薬漬けのシニア犬ですが
好きな時間に寝て、好きな時間に食べて、好き放題吠えて、気が向いたら遊んで
犬らしい老犬らしい生活を送っております😌
とても愛おしいですね♡
さて、今回はこの寒くなる季節に発生しやすい病気について❄️
猫ちゃんの尿道閉塞についてです。
尿道が細い男の子の猫ちゃんに多く、季節は冬に多いと言われています。
冬になり寒くなると運動量が減り、飲水量が減ってしまうからです。
また、寒いと動きたくなくなりトイレに行く回数が減ってしまい
尿が膀胱にずっと溜まったままになってしまうことも原因のひとつと言われています。
症状は何回もトイレに行くけどおしっこが出ていない、血尿、
排尿姿勢をとりながら痛そうに鳴く、陰部を頻繁に舐めるなど様々です😿
尿道閉塞の時間が長いと嘔吐や食欲不振、低体温、意識レベル低下、不整脈
などの怖い症状も出てくることがあります。
尿の出ない時間が長いと、腎臓に負担がかかり急性の腎障害で命を落とすこともある怖い病気です。
尿道閉塞の原因で圧倒的に多いのが結石、結晶による閉塞です。
結石、結晶以外にも炎症性物質や血の塊が詰まることもあります。
(↓ストルバイト結晶の顕微鏡像)
いずれの場合も早期の治療が必要になります🏃
まずは尿道にカテーテルを挿入し詰まっているものを一度膀胱内に戻します。
カテーテルが膀胱まで挿入ができたら、数日はカテーテルから排尿されるようにします。
長時間の拡張により正常な機能を失っている可能性のある膀胱を休めるため、
また尿道の炎症を落ち着かせるために、回復するまではカテーテルを入れたままにしておきます。
それに加え、腎臓の機能障害が起こっている場合は点滴をしっかり流して腎機能を回復させます。
数日後カテーテルを抜き、自力で問題なく排尿ができるようになり、腎機能の回復が見られたら退院です🐱
その後は飲水量の確保、適度な運動、結石予防のフードへの変更等を徹底し
再発予防に努めます。
閉塞を繰り返してしまう子や、閉塞が解除できない子、重度に炎症が生じている子は
手術が必要になる場合もあります🙀
猫ちゃんの尿道閉塞はけっして珍しい病気ではありません。
特に寒くなるこれからの季節は要注意です!!
普段から適度な運動をさせる、ご飯をふやかして水分補給させる
しっかり尿が出ているか、排尿回数が増えてないかなどチェックする、、、
日頃から意識して気をつけることで予防、早期発見ができる病気です💪
何か異常を感じたらすぐに病院へご相談ください!
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師