SAGANO 徳田です 糖尿病の話します
12月14日(火)
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5月から夜間診療を開始しました。平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは🤓SAGANO分院の徳田です😆
紅葉シーズンが終わり、一気に寒くなりましたね🌀もうすぐクリスマス🎄皆さんはどんなクリスマスを過ごす予定ですか?😘
ていう話はさておき、今日のお話は、〘ネコの糖尿病〙です。
毎月、ロイヤルカナンというFOODについてセミナーを開いていただいているのですが、まさに今月が糖尿病のテーマだったのです!
今日のお話のポイントは3つ!
①糖尿病はインスリン注射による血糖コントロールが基本です
②ダイエットすることで改善が得られる可能性
③糖尿病の飲み薬の評価
今回は、なぜ糖尿病になるかということではなく、ネコの糖尿病治療法に重点を置いてお話をさせてもらいたいと思います
それでは、とく、トーク。スタートです!!
糖尿病とは、インスリンというホルモンが作用しないため、細胞内に糖分を取り込めなくなる病気です。
ネコの糖尿病は、ヒトの糖尿病と似て、太って増えてしまった脂肪細胞がインスリンの作用を邪魔してしまった結果引き起こされるといわれています。
つまり、治療はダイエットです!!脂肪細胞が減ることでまたインスリンが作用できるようになれば元に戻る!
しかし、現実はそう簡単ではなく、痩せたからみんなが糖尿病が治るということはないようで、インスリン注射によるコントロール(=お付き合い)が基本になります。
さて、ヒト医療では基本が飲み薬でのコントロール。それでもダメな人は注射。という流れが主流と聞きます。
(すいません、エビデンスは糖尿病専門病院で働くスタッフから聞いた程度です)
そこで、糖尿病のねこちゃんに飲み薬について調べてみました。
比較的新しく、信頼度が高そうな文章として、
2018 AAHA Diabetes Management Guidelines for Dogs and Cats
という糖尿病のガイドラインをみつけましたのでご紹介します。
スルフォニル尿素系薬は、ヒト医療でも経口血糖降下薬として広く使用されているようです。
40%のネコちゃんで効果が得られたとのことですので、試す価値はありそう!
肝臓機能の数値が上がってしまうことや、膵臓の機能が低下してしまうという資料もあったので、気軽には使いづらいかも。
インスリン注射を希望しない場合に適応となるという表現からも、インスリン注射が基本であることは変わらないようですね。
日本ではまだまだ普及していないとおもわれますが、アメリカのAAHAでのガイドラインにあるということは、エビデンスは高そうですね!また新しい情報があればお伝えしますね✨
今日は糖尿病についてお話させていただきました。
インスリン注射は動物も痛みという負担がかかりますし、打つという作業、道具、費用において飼い主様にも負担になることは考えられます。今後もまだまだ一般的ではない分野を調べてみたいと思いますので、わからないことがあれば、気軽に聞いてください✨嵯峨野で德田がお待ちしています😉
道で見かけたときはぜひお声かけください✨
ごくまれに、とっさにお名前が頭に出てこないときがございますので、その時はお名前教えてくださいね(笑)
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師