誤食は本当に怖いです
6月13日(火)
*****セミナーのお知らせ(本院)*****************
パピー教室:6月17日(土)、6月18日(日)、6月24日(土)
シニアセミナー:6月21日(水)
*****本院からのお知らせ********************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんにちは。嵐山分院院長の田中です。
雨が多い、ジメジメの季節になりましたね。
ハウスダストが増えやすい時期になったので、アトピー性皮膚炎のわんちゃん・ねこちゃんたちが増えています。
わんちゃんでは手足を舐めたり、耳や口のまわりを掻く
ねこちゃんでは耳の付け根を掻いたり、お腹をよく舐める
といったの症状が見られた場合は、アトピー性皮膚炎が疑われますので早めに病院を受診してください!
ひどくなってからでは治療が大変になります😥
先日、Rちゃんというフレンチブルドッグさんが何度も吐いているという症状で来られました。
血液検査では大きな異状はありませんでした。
エコー検査をすると、小腸に何かが詰まっているではないですか!😲
「異物による腸閉塞」と診断しました。
飼い主様に確認したところ、最近何か食べてしまったということはないとのことでした…
異物の誤食を侮ってはいけません。病院に来るのが遅れたら命の危険もあります。
胃の中であれば内視鏡で取り出すことも考えますが、小腸にあるのでそれは難しいと判断しました。
なので、開腹し腸を切開して異物を取り出すことにしました。
腸を切開すると、
こんなものが出てきました!
よく見ると、ロープの端っこのように見えました。
切開した腸を縫合し、無事に手術を終えました。
数日入院してもらい、元気に退院してくれました!
改めて飼い主様に確認したところ、1~2か月前にロープのおもちゃを与えていたが、噛みちぎって食べたかはわからない…
とのことでした。
異物の誤食はよく診ます。
以外にも、その多くの飼い主様は異物の誤食に気づかれていません。
いつの間にか異物を飲み込んでしまって、腸に詰まってしまうことがあります。
対策としては、
・おもちゃは口より大きなものにする。
・おもちゃは人と遊ぶときのみ与えて、お留守番などの時には与えないようにする
・口にすると危険なものは高いところ、扉がある棚の中など絶対に手が届かないところにしまう。
などがあります。
一度誤食をした子は2度目、3度目があります。
家の中には意外と危険なものであふれていますので、注意してあげてくださいね。
右京動物病院ARASHIYAMA 院長 田中
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