9月21日(金)身近にある危険なもの(患部の写真が出ます)
9月21日(金)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:9月22日(土)午後
百石:9月29日(土)午後
こんばんは、分院長の太陽です。
まだまだ雨が続きますが、世の中3連休の始まりです!天気に負けず、明るく休日を楽しみましょう!
分院は祝日がお休みになります。23日、24日は休診です。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
さて今日は身近にある危険なものについてのお話です。
これまでにも何度か診察をした事がありますが、どの子も後少し診察が遅ければ脚が一本無くなるところでした。
症状はいきなり脚を挙げてケンケンして歩くようになったとのことです。
直前に高いところから落ちたという事もなく、原因不明の跛行です。
骨折や靭帯断裂などを疑ってレントゲンを撮る前に、まずは一番大切な視診、触診から。
すると体毛に覆われ隠れていた傷が見えて来ました。
患肢を綺麗に一周している裂傷があります。
よく観察して見ると、身近にあるモノが見えて来ました。
輪ゴムです。
きつく巻かれた輪ゴムが皮膚を裂き、肉に食い込んでいます。この痛みが原因で歩くことができなかったのです。
無事に輪ゴムは取り除くことができ、後日歩けるようになりました。
飼い主様にお話をお聞きすると、足に袋をかぶせて、輪ゴムで止めていたとのこと。袋を取る際、輪ゴムの存在を忘れてしまい、数日が経過してしまったため、輪ゴムが皮膚を引き裂き脚に食い込んでしまったようです。もう少しで患肢は壊死してしまい断脚しなくてはならなくなるところでした。
輪ゴムでこんなことになるなんて信じ難いかもしれませんが、犬の皮膚は人間より遥かに薄く、被毛でゴムが隠れてしまい発見が遅れることで、容易に今回のようなケースに陥ります。
皆さんも輪ゴムに限らず脚や尻尾に何かを巻く時はくれぐれもご注意ください。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
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taiyo@U-KYO-Animal Hospital