自己紹介
2月23日(金)
平野太陽です。
少しずつ暖かくなり、確実に春に向かっている気がします。
時間は容赦なく前に進んでいきますが、もう少しゆっくりでも、、、と思う事も多いです。
最近は分院SAGANOの開業準備に追われる毎日で時間はどれだけあっても足りません。
開院前日にはゆっくり寝て、クマのない顔で皆さんをお迎えしたいものです。
さて今回も自己紹介という形でお送りしたいと思います。
以前から右京動物病院には顔を出していましたが、拠点はずっと東京にあり、町田というところで臨床獣医師をしていました。前勤務先の院長は野生動物保護に熱心な方で、アフリカやオーストラリアに活動拠点を持っているほどでした。院長が亡くなられた後もその意志は受け継がれ、近隣地域の野生動物保護が続けられてきました。
もちろんライオンやキリンはいませんが、タヌキやハクビシンなどの野生小動物を常に保護センターでケアしながらの一般診療でした。
(タヌキの赤ちゃん)
その頃に野生動物の気性の荒さ、言い換えれば決して人間に迎合しない気高さを身近に見てこられたことは伴侶動物(ペット)を診ていく私にとってとても大きな財産になりました。
というのも、伴侶動物がいかに人間に寄り添って、惜しみない愛を与えてくれているかを相反する形質を持つ野生動物を見ることで再確認できたからです。それがたとえ人間が自分たちにとって都合のいい個体のみを選択的に育種してきたからだとしても、いやむしろそうだからこそ彼らの為に人生を捧げようと思えたのです。
少し硬い話になりました(笑)
ざっくりいうと
『伴侶動物は人間に好かれる為に何万年もかけて性格や外見を変えてきてくれたんです!
じゃあ人間も全力で彼らを愛しましょうよ!!』
ということです。
殺処分大国日本であるからこそ、自己紹介ですが少し重い内容にしてみました。
東京時代は中学生や大学生にこのような話をする機会もあり、今後も続けていきたい活動の一つでもあります。
(田名中学校)
(横浜国立大学)
右京動物病院のロゴのように全ての動物が同じ地球の上で共に暮らしていけることを心から願っています。
院長、ロゴの解釈が違ったらごめん(笑)
それでは今日はこの辺で・・・
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taiyo@U-KYO-Animal Hospital