一瞬でおハゲができる??
5月29日(火)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
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廣畑:5月31日(木)
こんにちは、獣医師の廣畑です。
5月ももうすぐで終わり、夏が少しずつ近づいてきましたね。
これからワンちゃんで起こり得る、ある皮膚病について今日はお話ししたいと思います。
その皮膚病は化膿性外傷性皮膚炎、急性湿性皮膚炎、別名をホットスポットと呼ばれるものです。
ある日突然皮膚が激しい炎症を起こした結果、部分的に脱毛が見られます。
飼い主の方はこの突然の脱毛で異常に気付かれ病院に連れて来られることが多いです。
この時ワンちゃんは痛み・痒みがあるので人が触ろうとしても後退りしてなかなか皮膚を見せてくれないという行動が見られることがあります。
ストレスから怒りっぽくなる子もいます。
発症する原因としては、高温多湿という環境的な要因やワンちゃん自身が持つ
アレルギー体質などのいくつかの要因が考えられます。
ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、柴犬などアンダーコートが密生している犬種に発生しやすい傾向があります。
また、肥満傾向にある子にも熱が籠りやすいのでよく発生します。
治療としては症状が軽度であれば患部を薬用シャンプーで洗浄し清潔にして
抗生剤入りの外用薬を使用します。
重度であれば2次感染の原因となる細菌感染に対して抗生物質、
また炎症を抑えるため抗炎症薬などを投薬します。
治療中に患部を舐めたりしてしまうと治りが悪くなってしまう為、
エリザベスカラーの着用をしなければいけないケースもあります。
通常病変部は1週間程度で病変部にはカサブタができてきて、
数週間程度で毛が生えそろいます。
この皮膚病の予防法としては、シャンプー後などに濡れた毛はしっかりと乾かしてあげたり、ノミ・マダニ予防をしてあげるなどがあります。
皆さんこれからの季節の皮膚病にお気をつけください。
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K.Hirohata@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
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