目を刺激する正体は
6月12日(火)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:6月16日(土)午後、24日(日)、30日(土)午後
百石:6月23日(土)午後
こんにちは、獣医師の廣畑です。
今回はワンちゃんの睫毛(まつげ)の異常についてお話ししたいと思います。
最近やたらと左目ばかりを前足で擦るというワンちゃんが来られました。
目を見てみると、、、
右目に比べて左目が充血していることが分かります。
左目を詳しく見てみると睫毛の異常が認められました。
この睫毛の異常ですが、一般的にワンちゃんで多く、ネコちゃんには稀です。
片側性もしくは両側性に発生し、上瞼、下瞼共に罹患する可能性があります。
また、睫毛の異常には主に3パターンあります。
①睫毛重毛:マイボーム腺と呼ばれる分泌腺から睫毛が生えている状態
②睫毛乱毛:正常な位置から生えている睫毛や付近の被毛の向きが異常で、
それらが角膜に接触している状態
③異所性睫毛:マイボーム腺から発生した睫毛が、眼瞼結膜を貫通して角膜を
刺激している状態
睫毛の異常があればワンちゃんは以下の様な症状を示します。
・涙が増える
・前足で目をこすろうとする
・目ヤニが出る
・目の周囲が腫れる
・瞬きの回数が増える
・結膜炎や角膜炎
睫毛の異常は放置すれば角膜に潰瘍ができてしまうなど
ワンちゃんの目にとって大きな障害です。
先述のような症状が見られたら一度病院で診察を受けることをお勧めします。
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K.Hirohata@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER