東京での勉強会
・8月の臨時休診(本院医療センター)
お盆も変わらず診察しておりますが、下記の日程で獣医師が臨時休みをいただきます。
平野:8月12日(日)、19日(日)、25日(土)午後、26日(日)
百石:8月18(土)午後
三浦:8月19日(日)
國廣:8月18日(土)
※詳しくはホームページの勤務表をご確認ください
・8月の臨時休診(嵯峨野分院)
8月13日(月)、14日(火)はお盆休みをいただきます。
こんばんは、院長です。
先日、学生時代の友人たちと淡路島へと遊びに行きましたが、
とてもすごい人と暑さでビックリしました。
普段外へ出ることがないので、ようやく夏らしい暑さを感じれたように思います。
この暑さ、熱中症の人や犬が続出するのもわかる気がしました。
しかし水分補給で対策していましたが、日焼け対策は忘れており。。。
気づかずに直射日光を浴びていた足が赤くなってしまいお風呂に入るのが痛く感じる今日この頃です。
さて今回の記事は先日の東京出張で学んだことを少し書いておきます。
今回の勉強の目的は「脊椎内視鏡外科手術」
人医療の方では徐々に普及しているようで、私の知り合いにも手術を受けた方がいらっしゃいました。
実際に傷みが少なく、入院期間も短くなり、その低侵襲性は確かなようです。
動物用に承認された脊椎内視鏡のお披露目も兼ねた実習セミナーでした。
もちろん獣医療ではまだまだ普及しておらず、日本ではたった一人、世界でも数人が実施している手術になります。
今回のセミナーでも参加できるのは日本でたった8人だけ、ありがたくその一人としてお呼びいただけました。
資料写真になりますが、写真のように細いカメラを背中の筋肉に入れて操作します。
1.5~2cmほどの小さな隙間から背中の筋肉の隙間をカメラを通し、
カメラの映像を見ながら手術していきます。
こうすることで筋肉の剥離が少なく、また高精細なカメラ映像で肉眼よりも見やすく、
患者にとって負担の少ない治療を提供することができます。
今回は3Dプリンタで作成された犬の模型を利用して、私も実際に手術にトライです。
普段から椎間板ヘルニアの手術に慣れているため、比較的スムーズに実施できたように思います。
いつも見ている視野が広く画面上に映し出されるため、とても感動しました。
また参加されている先生や講師の先生たちと、普段の手技のコツなど色々とディスカッションできたのも中々いい勉強になりました。
本日も椎間板ヘルニアの手術がありました。
当院で導入すれば活躍する機会も多いでしょうし、より多くの子が負担の少ない治療を受けられるようになるでしょう。
今後は私ももう少しスキルアップに勤しんで、この術式を当院でも取り入れたいと企んでいます。
そして今回の出張では空いた時間で叔母の絵画展にもお邪魔しました。
叔母は先日亡くなってしまったのですが、長年画家として多くの作品をこの世に残しています。
最後の展覧会として従兄弟が開いてくれたようで、見させていただきました。
水滴の画家として、水滴が全ての絵に描かれています。
私には絵画の才能も知識も何もありませんが、
いろいろと感じながら堪能させていただきました。
そのうちのいくつかは私にもいただけるようで、
大事にしたいと思います。
また久しぶりに従兄弟とも食事をするいい機会にもなり、大変有意義な東京出張でした。
これからも新しい知識に置いて行かれないように勉強しつつ、
その中で患者にとって必要なものを還元していければと思います。
院長
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