上下関係は必要なの…?
8月30日(木)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:9月8日(土)午後、9日(日)、22日(土)午後
百石:9月1日(土)午後、15日(土)午後、29日(土)午後
三浦:9月16日(日)
國廣:9月16日(日)
こんばんわ。今日も分院からブログを書いてます受付青柳です。
早速ですが、9月の分院トリミングの日程が決まりました(^O^☆♪
9月4日(火)、8日(土)、11日(火)、20日(木)、28日(金)
です( ´ ▽ ` )ノ
ご新規さんも大歓迎です(*´꒳`*)カルテを作りますのでまずは一度ご来院ください(*゚▽゚)ノ
沢山のご予約お待ちしてます^^
さて、昨日は分院は定休日でしたので、大阪で開催されたセミナーに参加してきました( ´∀`)
一つは皮膚アレルギーの話、もう一つは問題行動のお話でした。
病気の事も勿論勉強になりましたが、私自身が気になってたのは犬の問題行動のお話です。
『犬の問題行動』ってどう言う事だと思いますか?
考えて見て下さい。
吠える…、咬む…、引っ張る…、飛び付く…
色々と思いつくでしょうか。
人が問題と感じたら全て『問題行動』です。
犬にとって正常な行動でも、人間が『問題である』と感じたら『問題行動』になってしまうんですね。
正常な行動、反応だとしても問題とされるなんて…(°_°)
我が家の歴代ワン達を思い返してみると、
ケージから出せ!と吠える、嫌な事をすると咬みつく、小動物に襲いかかる、同居犬に喧嘩を売りに行く、リードを引っ張る、などなど…
問題行動の宝庫でした。笑
行動を変える事ができた子も居れば、そうじゃ無い子も居ました。
本能的な部分もあるし、と半ば容認してましたが、そうはいかない場合も多々あります。
オーナー様だけでは解決出来ないこともあるかもしれません。
動物病院に来た時にだけ問題行動が出る子も勿論います。
今回のセミナーで重視されたのが御褒美の重要性でした( ´ ▽ ` )ノ
おやつで釣っていいんです。
どんどん釣ってください!と。笑
「うちの子いやしんぼでしょう〜」と恥ずかしがることなかれ!
じゃんじゃん食べて美味しい思いして帰ってくださいね〜、ってことでした(*´꒳`*)
病院用に、特別美味しいオヤツを用意するのも効果的だとか^^
そして、タイトルにも書かせていただきましたが、上下関係は必要なのか?と言う事。
犬との関係性で良く言われてきた上下関係。
最近の研究では、野生オオカミの群れの中でさえも『絶対的なリーダーは存在しない』と言われてるらしいです。
そもそも、犬の先祖はオオカミでは無くてもっと遡った所から枝別れしてるらしですが…。
犬の行動学がより詳しく研究される様になったのが2000年頃から。
確かに、私が幼い時に見た犬を取上げたテレビ番組などは家族のお父さんが絶対的なリーダーで、
犬は一番下でないと問題行動が起きる、と絶対服従、時には体罰を使っての躾が当たり前でしたね(;´д`)
未だに、その傾向が強いトレーナーさんもいる様ですし、そのやり方で関係性を築けてる方もいらっしゃると思います。
しかし、今では、その躾が見直されていて、犬との共存という考え方が主流になってきている様です。
私自身も共存が理想だと思ってます。
お互いに助け合って生存する事(=´∀`)人(´∀`=)
一方的に犬を支配する、服従させるのでは無く、犬と人間として共に歩む事が大事なのかな、と。
過剰に擬人化せず、犬の言葉や行動を良く理解して、程良い距離を保ちつつ共存する。
そんな関係性が築いていけると良いなあ、と思ってます*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ボディランゲージ(体で表す犬の言葉)のポスターも頂いて来ましたので早速、待合に貼りました( ´∀`)
お暇な時にでもご覧ください( ´∀`)
最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
aoyagi@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]/CTスキャン導入/進行性脊髄軟化症/
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER