ライフステージ別のご飯3
こんばんは☆
子供たちは夏休みが始まってプールで遊んだり部活したりと賑やかですね!
隣の小学校からも元気な声がよく聞こえています
とっても暑いので皆様もワンちゃんネコちゃんも熱中症にはご注意ください
前回に引き続きそれぞれのライフステージに合わせたご飯を紹介していきます!!
今回でラストです
ではまず前回のおさらい
ライフステージは、
《1》妊娠期
《2》授乳・哺乳期
《3》成長期
《4》維持期
《5》高齢期
の、5つに分かれます
今回は《1》妊娠期と《2》授乳・哺乳期についてです!
犬・ネコともに妊娠期間は63日前後です
犬は妊娠後半(40日頃以降)、ネコは妊娠初期から徐々にエネルギーを増やしていきます
妊娠後期は胎児が発達し胃などが圧迫されるので、
消化の良い食事を少量ずつ1日3回以上に分けてあげます
また、胎児の骨格が急速に発達し、カルシウムやリンの要求量が増えます
必要なエネルギーも増えるので基本的にはご飯の量を増やせば大丈夫です
カルシウムを添加したり、手作りフードなどでの栄養バランスの崩れには注意しましょう
《2》授乳・哺乳期
授乳期はお母さん側、哺乳期は子供側の栄養管理です
離乳が完了するまでの期間で大切な2つのポイントを紹介します
1つめは『初乳』です!
初乳は分娩後72時間以内に分泌される母乳のことで
栄養価が高くて子供に免疫を移す大切な役割があります
2つめは『子癇』(産褥テタニー)です。
カルシウムとリンのバランスが崩れることで母親に痙攣が起こります
近年では避妊、去勢手術を行うのが主流になっていますが、
一緒に暮らすペットの子供を望む飼い主様ももちろんおられます
今回のテーマが少しでも役に立てばと思います
市販のフードにも妊娠期、授乳期に合わせた物は売られていますが、
当院でもサンプルをネコちゃんのみにはなりますが置いています
気になる方はスタッフまでお声かけ下さい
それでは今日はこの辺で・・・
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