鍼灸外来スタート
1月15日(火)
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:1月19日(土)、25日(金)、2月1日(金)座学、9日(土)
デンタルセミナー:1月27日(日)
*******獣医師の臨時休診について*********
院長:1月22日(火)
百石:1月26日(土)、27日(日)
國廣:1月20日(日)、25日(金)、26日(土)
こんばんは。獣医師の三浦です。
もう年が明けて半月も経つのですが、
ブログは年明け初めてですので…明けましておめでとうございます😊
年々日が経つのが速くなり、気が付けば獣医師になって〇年…
こんなにも経っていたらもっと何でもできる人間になっているだろうと
卒業したての頃は思っていたのですが
まだまだ学ぶべき事がたくさんあります💦
というよりは、一生かかっても学びきれないのでしょうね。
日進月歩で励んでまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
さて、タイトルにある通り、1月から鍼灸専門外来がスタートしました!
今までの日中のお預かりもしくは夕方の予約診察時間にプラスして、
土曜日の午前中にも鍼灸治療を受けていただくことが出来るようになりました。
この時間は、飼い主様がそばについた状態で施術を受けて頂きますので
飼い主様と離れるのが不安な子や、施術の様子をご覧になりたい方は是非ご利用くださいね。
完全予約制なので、ご希望の方はお問合せください☎
また、一般診療で土曜日午前中に私の診察を希望される場合は
恐れ入りますが一度お問い合わせのうえ、ご来院ください。
*土曜日午後および他の曜日は今まで通り一般診療を行っております。
専門外来が始まってから、「鍼ってどんなの??」というご質問をよく受けます。
そこで今回は、鍼治療について、少し紹介させていただきます。
まず、使用する針について。
通常の注射針に比べてかなり細く、先細りの針を使用します。
左側が鍼治療の針、右側が採血や投薬で使う針です。
右側の針でも平気な子が多いので、左側ではほとんど痛みはないようです。
ただ、針がツボに刺さったときに「得気」や「ひびき」といわれる鈍痛のようなものが感じられ
特に敏感なところだと、それを不快と感じることはあります。
私自身も、場所によってはちょっと苦手です😅
嫌がる子に無理やりする行為でもないと考えていますので
あまりにも嫌がる場合はツボを変えたり、さらに細い針を使用したり、時には中断することもあります。
つぎに、「ツボ」について。
身体には経絡(けいらく)と言われる「気」や「血」の通り道があり、全身を巡っています。
経絡の途中にある駅のようなものがツボ(=経穴(けいけつ))です。
気・血が駅である経穴で渋滞してしまうと、循環が悪くなり不調を起こしてしまいます。
鍼治療では経穴を刺激し、気・血の巡りを改善することで身体全体の調子を整えます。
例えば、親指と人差し指の間の「合谷(ごうこく)」というツボ。
これは「大腸経」という経絡上のツボです。
つぶちゃんで示すと赤線のような通り道です🐈
前肢から肩、顔につながっています。
実は経絡は身体の中の臓器にも繋がっていて、肺や大腸も通っています。
そのため、合谷は肩の痛みの他、歯の痛み、顔面麻痺、下痢、便秘など様々な症状に用いられます。
動物では嫌がる子が多いのであまり使えないのですが…
指で刺激するだけでも効果はあるので、不調を感じた際は
ご自身の合谷を押してみてくださいね👆
そして、施術中の様子について。
最近では専用の施術台に乗ってもらうことが多いです。
足がブラブラするので、嫌がる子は床や診察台で行います。
この子は初めてだったので、嫌がるかなぁと思いカラーをしているのですが
すっかり寛いだ様子で、全身脱力状態でした💤
ちなみのこの子は関節炎のケアで、月1回のトリミングの時に施術しています。
最後に、身体を健康に保つためには、ご自宅でのケアがとっても大事です💨
特にリハビリなどは週1回だけ1時間頑張るよりも
数分だけでも毎日ケアする方がよっぽど効果があります。
そして安心できるご家族の方と一緒にできると尚良いです!
専門外来では、毎日のケアについても時間をとってお伝えしていきますので
是非、ご利用ください😊
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
R.Miura@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎インスタ始めました⭐︎
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定