新たな生命の誕生☆(≧v≦)☆
9月25日(日)
9月はやっぱり台風が多いですね
最近は雨ばかりで、ワンちゃんとお散歩に行くのもひと苦労な方が多いのでは
うちのアムロくんも雨嫌いで、大好きな散歩も雨の日は気がのらない様子です
さてさて、今回はおめでたいお話です
右京動物病院きってのおしどり夫婦、フレンチブルドッグのCくんKちゃんカップルに新しい家族が増えました
ある日のこと…一本の電話が鳴りました。
どうやら妊娠中のKちゃんの陣痛が始まったようです
ワンちゃんは出産間際になると、いつもとは違う行動をとるようになります。
段ボールなどをガリガリしたり新聞紙を丸めたり…といった巣作り行動を始めたり、落ち着かない様子でソワソワして息がハァハァしたり、ご飯を食べなくなったり…
あとは出産直前に体温が急激に下がるのも大事な合図になります。
Kちゃんもいつも以上にハァハァ言って、様子がおかしいということでした。
体温を測ってみると、37℃前半にまで下がっていました(ワンちゃんの平熱は38℃〜39℃です)
フレンチブルドッグやパグのようなお顔の大きな子たちは、お母さんの骨盤を通って出てくるのがなかなか難しく、帝王切開で出産することが多いんです。
Kちゃんも大事をとって帝王切開をすることとなりました。
準備が整い次第、いざ手術開始です!
Kちゃんに麻酔をかけていきますが、ここで大事なのが麻酔がかかりすぎないことです
麻酔がかかりすぎてしまうと出てきた赤ちゃんにまで麻酔がかかってしまい、蘇生が遅れてしまいます。なのでなるべく浅く、上手くコントロールする必要があります。
麻酔医の腕の見せ所です
麻酔が安定してホッとする間もなく開腹され、続々と赤ちゃんがお腹から出てきます。
これからが帝王切開で一番の山場です
出てきた赤ちゃんの蘇生を行います
多くの赤ちゃんはお母さんのお腹の中の羊水を飲んでしまっていて、すぐには上手く呼吸ができません素早く羊水を取り除いて息を吹返させます。
赤ちゃんは自分でスムーズに呼吸ができるようになると、キューキューと鳴き出します
その声が聞けたら一安心です
Kちゃんは無事元気な赤ちゃんを4頭出産しました。
兄弟でもみんなそれぞれ色もお顔も違って個性的です
みんな愛苦しぃ〜ですねぇ
まだまだ目も開きません
ただお母さんにとってはこれからがもっと大変な子育ての始まりです
何か悩み事があればなんでもご相談してくださいね〜
それでは今日はこの辺で・・・
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
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