☆NEW☆レーザー治療
10月9日(日)
・゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
院長:10月9日(日)、17日(月)、18日(火)、30日(日)、
百石:10月27日(木)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。
連休中いかがお過ごしでしょうか?
だいぶ秋らしい気候になりつつある今日この頃…
京都に来て1年と少し
今年こそ紅葉狩りには行ってみたいと思っております
さて、今回は最近腰を痛めてしまったMくんの最新レーザー治療のお話です。
Mくんは昔から何か気になることがあったりストレスをかかえたりすると、
尻尾追い行動をするらしいのです。
今回も尻尾追い行動がいつもにも増して激しくなった時に、ついに腰を痛めてしまいました
動くと痛いせいか、立ったままで伏せようとしませんということで来院されました。
神経学的検査でも後肢の反応が鈍く、踏ん張りがきかない状態でした。
起立は可能で完全麻痺には至ってなかったので、内科的治療で飲み薬を開始しました。
しかし数日してもあまり改善がみられず、神経学的な反応がさらに鈍くなっていたため、
外科的治療を考慮に入れて、MRI検査を実施することになりました。
結果、腰椎の椎間板ヘルニアが認められました
やはり手術が必要か…と思っていると
検査直後くらいから薬が効き始めたのか、後肢の反応が良くなり腰の痛みも改善してきてくれたのです
もちろん椎間板ヘルニアの根本的な治療は外科的手術にはなるんですが、
程度によっては内科的治療のみで症状が落ち着いてくれる場合もあります。
Mくんもそれ以降、どんどん調子はよくなり普通に動けるようにまで改善してくれました
しかしMくんの場合、動けるようになると例の尻尾追い行動が頻繁になり、そういった行動の後はやはり腰が痛いのか動きが鈍くなります
なんとかこのまま内科的治療で状態を維持できないか
そこで始めたのがレーザー治療です。
当院には半導体レーザーという機械があります。
患部にレーザーを当てることで疼痛緩和と炎症抑制の効果があります。
急性の場合は連日、レーザー照射を行うのがベストです。
Mくんも最初3日間連続でレーザーをあてに来てくれました。
あてたあとは患部がぽかぽか暖かくなり、痛みが和らぐのか動きもスムーズな感じです
今後は週に何回かのペースで当てていく予定です。
レーザーをあててもらっているMくんの様子です。
レーザー光線から目を守るために人間用以外にワンちゃん用のゴーグルもあるんです
こんな感じどうですかMくんかっこいいでしょ
このままMくんの調子が良くなりますように
レーザー治療は椎間板ヘルニア以外にも、骨折などの術後の疼痛緩和や外傷などの創傷治癒の促進、皮膚炎や口内炎、関節炎の炎症抑制などに効果があります。
また、外科手術における血管や臓器の切断、緑内障に対する毛様体光凝固術にも使用できるという、幅広く活用できる多才な機械なんです
今後もみなさまの大切なワンちゃんネコちゃんのために役立てるよう、日々邁進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします( ´∀`)つ
それでは今日はこの辺で・・・
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
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