まだまだ元気なおおっきなわんちゃん(^o^)/
4月28日(日)
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :5月11日(土)、17日(金)、25日(土)、31日(金)
今月はフィラリア予防開始前だけあって、病院は大忙しです💦
お待たせする時間が長くなってしまって大変申し訳ありません😞
そんな中、私珍しく風邪をひいてしまいました😷
いつも通り寝たら治ると思いきや、なかなか熱も下がらず、咳と鼻水が立て続けに襲ってきました😩
栄養のある食事をと思いながらコンビニご飯を食べる毎日が続きます🙁
お母さんのご飯が恋しくなります😌
体調管理は大切ですね!
みなさまもお身体にはお気をつけください!
わんちゃんねこちゃんともども元気にゴールデンウィークスタートしましょう!!
さて、今回はと〜ってもおおっきなグレートピレニーズのAちゃんのお話です。
13歳のAちゃんは以前からお尻に肛門嚢アポクリン腺ガンという悪性腫瘍があり、一度他院さんで切除の手術を行いました。
しかし、また再発がみられ、それからはそのまま経過をみることになっていました。
今では人の掌大にまで大きくなっています。
それでも最近までは元気にご飯も食べて、排便もなんなくできていたそうです。
ところが先日、食欲がなくなり、元気もなく立てなくなってきて弱ってるということでご来院されました。
すると血液検査で血中のカルシウム濃度がかなり上がっていることがわかりました。
”高カルシウム血症”という病態です。
原因は巨大化した肛門嚢アポクリン腺ガンと考えられます。
腫瘍随伴症候群の一つで多飲多尿や元気消失、食欲低下などがみられます。
基本的には原疾患の治療をすることが原則となりますが、Aちゃんのように高齢で再発症例で手術を望まない場合は、内科的に点滴や注射で治療していくこともあります。
利尿剤やステロイドの投与と点滴を開始すると、翌日にはAちゃん少し元気食欲がでてきてくれたようで、以降も同じ治療を続けました。
数日後、再診で来院された時にはなんと、Aちゃん立ち上がっていました!
すごい回復力です!😆!
オーナーさんも大変喜ばれていました。
それからはカルシウム濃度を持続的に安定させるために月に1回の点滴注射を始めました。
つい先日も半日お預かりで点滴治療を行いました。
Aちゃんはとっても寂しがりやで、入院中はオーナーさんと離れてどこか落ち着かない様子はありましたが、だんだん慣れてきてくれて、なんとか最後まで頑張ってくれました😄
同じ病気でもその子その子に合った治療法があるはずです。
それを一緒に相談させてもらって、一緒に病気と闘っていけたらいいですね!
何か気になることがあればなんでもご相談ください!
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定