京都での心臓外科はじまります。
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:6月8日(土)、15日(土)、21日(金)、29日(土)
デンタル教室:6月16日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:6月2日(日)、4日(火)、29日(土)
三浦:6月5日(水)、7日(金)
こんばんは、院長です。
今年は例年に比べて暑く感じますが、
みなさんどうでしょう?
といっても私は1日のほとんどを院内で過ごしているために、
あまり汗をかくこともないんですが。。。
最近はそんな自分の身体を心配して、
たまにジムに行って走ったりしています。
3日坊主にならぬように頑張っていきたいところです。
話は変わりますが、先日は当院の新人歓迎会を実施しました。
春の繁忙期もよやく過ぎ去って、ホッと一息です。
今年は2名の新人がいます。
受付の大槻さんと獣医助手の二股さんです。
頼りないところもまだまだあるでしょう。
皆様の厳しくも温かい目で見守っていただければと思います。
今年度はこの20人ほどで頑張っていくことになりそうです。
さて、今日のメインのお話は、題名にもありますように心臓外科手術を当院でも実施していくというお話です。
私が3年前より大阪の施設に月数回の出張手術に行っていたのは、この心臓外科です。
特に僧帽弁閉鎖不全症と呼ばれる小型犬に多い病気の手術です。
昔は内科管理するしか方法がなく、それでも効果のない子などは諦めざるを得ないこともありました。
しかし近年ではこの手術を全国のいくつかの施設で受けられるようになってきています。
ほとんどは大阪や関東、愛知などの大都市圏になりますが。
そこでこの手術を京都でも導入するべく、3年前より修行に行っていました。
本日と明後日火曜日にお休みをいただくのも心臓外科手術のためです。
手術は長時間で多くのスタッフや設備が必要となります。
その準備を数年かけて少しずつおこなってきました。
この病気で亡くなる子が京都からいなくなるようにするのが目的です。
もちろん簡単な手術でもありませんし、体力も人手も必要となりますが
その準備がようやく整ってきました。
私も当院での手術実施に向けて、手技を研鑽してきました。
とても怖い写真になりますが、
このように実際に心臓を止めて、その中を手術していくことになります。
もちろん100%安全な手術ではありませんし、
その適応を見極めることもとても重要です。
しかし手術を無事に乗り越えてくれれば、生活の質は大いに改善されます。
今まで何種類もの多くの薬を飲んでいたのがなくなったり、咳が出なくなったり、失神がなくなったり。
何より呼吸が楽になり、とても元気になってくれます。
当院にも私のこの手術を大阪まで来てもらって受けていただいた子がいますが、現在とても元気にしてくれています。
その子は手術しなければ、既に亡くなってしまっていたでしょう。
同じような子を京都でも助けたいと思っています。
僧帽弁閉鎖不全症という診断をされた方、
心臓病の治療内容について専門的な話を聞きたい方、
手術を検討している方などは当院まで相談しに来ていただければと思います。
その際はできれば私の予約をお取りください。
今まで諦められていた命が少しでも救われるように、
このように自分にできることを少しでも増やしてこれからも精進して生きたいと思います。
院長
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定