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三浦:1月26日(日)
こんばんは、獣医師の國廣です。
なんとなんと、今日は私が生まれた日でございます!笑
そんな日にまさかのブログ担当とは…
ついてます!笑
年齢を重ねるごとに、少しは成長しているのかな?と自問自答してしまいます。
これまで多くの方に支えられて生きてきました。
家族や友人、後は一緒に仕事をしている病院のスタッフさん。
そして院長です。
院長がいるおかげで、充実して獣医療に専念できていると思います。
これからも精進しますので、何卒よろしくお願い致します!
ではでは、診察の内容に移りますが、今回はある猫ちゃんのお話。
元々ノラ猫出身で、以前からある感染症にかかっていることが分かっていました。
それは「猫免疫不全ウイルス(FIV)」です。
ご存知の方も多いと思いますが、このFIVは「猫エイズ」を引き起こします。
人のエイズと同様、免疫不全によりあらゆる感染症にかかりやすくなる病気です。
感染は、通常ウイルスを持った猫による咬傷や交尾によって伝播していきます。
ウイルス自体の病原性は低く、空気感染や接触感染は起こりません。
FIVを持っている猫ちゃん全てが、発症するわけではなく、「日和見感染」をしている状態です。
ただ発症してしまうと、
腫瘍、口内炎、発熱、食欲不振などあらゆる症状を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
来院した猫ちゃんも猫エイズを発症し、食欲不振と40.9℃という高熱になっていました。
血液検査では白血球数が700個と正常よりもかなり低い状態です。
状態も悪かったので、そのまま入院治療に切り替えました。
ただ猫エイズには確固たる治療法はなく、抗生剤やインターフェロンなどの免疫を向上させる治療しかありません。
1歳という若い力を信じて、治療を続けました。
すると数日してから熱も平熱になり、食欲も無事戻りました。
飼い主さんも大喜びで、先日無事元気に退院しました。
しかし、また発症する可能性もあるので油断は大敵です。
重要になってくるのは、根本的にはまずFIVに感染しないこと、つまり予防です。
そのためには
①エイズワクチンの接種
②外猫との接触を避ける
この2つを徹底することで、確実にFIV感染のリスクは減ります。
なんとなんと京都は、FIVを持っている猫が全国で上位になっているので、
外部の危険性は非常に高いです。
普段の生活から、周囲にはあらゆる感染症が蔓延っていることを意識して、
かわいい家族を守ってあげてほしいと思います。
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師