大手術!
2月14日(金)
******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:2月22日(土)、28日(金)
デンタルセミナー:2月16日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:2月18日(火)、23日(日)
百石:2月21日(金)、22日(土)、23日(日)、24日(月)出勤
三浦:2月16日(日)
國廣:2月21日(金)出勤、24日(月)
こんばんは、獣医師の國廣です。
2020年になって、あっという間に1ヶ月が経ちましたね。
なんとも早い・・・。笑
最近はもっぱらコロナウイルスのニュースばっかりですね。
関西圏にも感染者が出たようで、マスクや消毒などの予防を徹底していきましょう。
では、今日のテーマは猫のMくんのお話。
「以前からある口のできものが大きくなって、食事が取りづらそう。」とのことでした。
早速口の方を覗こうとするも、Mくんは半野良でまったく触れず。
鎮静をかけてもう1度チャレンジ。
すると・・・
表面が壊死しており、出血も起こっている腫瘤が確認できました。
見た目やできている位置的にも悪性度が非常に高そうです。
この腫瘤の診断をつけるために、一部を生検します。
病理検査では、「肉腫」と呼ばれる悪性腫瘍の可能性が高いという結果となり、
飼い主様と相談の上、この腫瘍を外科的に切除する方針となりました。
まずどれくらい腫瘍が浸潤しているのかをしっかり把握する必要があります。
そのための「CT検査」です。
3D画像を用いると、このように微細に映してくれます。
腫瘍は骨にまで浸潤しており、下顎の一部を取る必要がありました。
大手術です。
皮膚、皮下織を剥離し、奥まで進めていきます。
中央に見える骨は下顎骨になります。
そこをドリルで削っていきます。
手術を終えて一安心と思いきや、
術後は傷が痛むため、なかなか食べたくても食べれない子が多いです。特に猫ちゃんは。
なので鼻からカテーテルを入れて、直接流動食を入れてあげるほうが
本人も随分楽になります。
Mちゃん!
手術は無事乗り越えたから、これからはしっかりご飯を食べて
元気になろう!!
では今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎ LINE@はじめました ⭐︎
獣医師の診察スケジュール、フードの日、セミナーのご案内等
便利でお得な?情報を配信して参ります(^^)v
フードのご注文も24時間可能です♪
ID検索【ukyo-ah】
⭐︎インスタ始めました⭐︎
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師