不幸中の幸い
3月6日(金)
******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:3月14日(土)、20日(金)、27日(金)
デンタルセミナー:3月29日(日)
*******獣医師臨時休診のお知らせ*********
平野:3月17日(火)、22日(日)、28日(土)、29日(日)
百石:3月21日(土)午後出勤
三浦:3月15日(日)
國廣:3月16日(月)午後、21日(土)
臨時休診:3月16日(月)午前
〜〜分院臨時休診〜〜
3月21(土)、22(日)、31(火)
こんにちは太陽です。
先週当番でもないのにブログ投稿してしまったのは〜どこのどいつだい〜
私だよ!!(にしおかすみこ)
ということで今週も投稿します。
私はスタバのヘビーユーザーなのですが、ケーキを食べていたら異変に気付きました。
みなさん分かりますか。(食べさしの汚い写真で申し訳ありません)
フォークがプラスチックになってますよね!気になって店員さんに聞いたところ、コロナ対策でステンレス禁止とのこと。なんか味気ない食事になりました。食器って大切ですよね。
さて本題。獣医療に携わっていると、いわゆる『不幸中の幸い』という場面に遭遇することがよくあります。
今回もそんな一場面に遭遇したのでお話しします。
動物が異物を誤食したと来院することはよくありますが、今回は縫い針を誤食した猫のMちゃんが来院しました。飲んだものは縫い針という危険なものですが、幸い飼い主さんがその現場を目撃しすぐに病院に連れてくることができました。
異物を誤食した場合処置の方法はいくつかあります。
簡単なケースは催吐剤を使い、吐かせることです。
しかし針などの鋭利なものを吐かせた場合、食道を傷つける可能性があるため、吐かせる処置は行ってはいけません。(禁忌)
つまり飲み込んでいた場合内視鏡でつまみ出してくるか、お腹を開けなければいけません。
まずは本当に針を飲み込んでいるのか、レントゲンで確認します。
幸い針はレントゲンでハッキリと写る異物なので場所の特定に苦労はしなさそうです。
しかし現状で食道に刺さっていた場合、レントゲン撮影の際動いたりしてより深く刺さりこむ事だけは避けたいので、何よりも先に鎮静処置をして、安全にレントゲンを取れる環境作りから始めました。
Mちゃんがうとうとしてから、針が体を傷つけないように慎重にレントゲンを撮影してみると。。
む、喉につっかえて止まっていますね。(猫は結構この位置に異物が止まることがあります)
喉頭鏡を使い喉の奥を覗き込んでみると、はっきりと縫い針を確認することができました。
幸い針は喉側でなく舌側に刺さっており、重大な組織損傷は起こっていなさそうです。
あとは慎重に抜き取るだけで済みそうです。
お腹を開けることになってもおかしくない状況でしたが30分ほどで元気にお家に帰って行きましたとさ。
さて今回のテーマは不幸中の幸い。記事の中に何回か『幸い』という言葉を意識的に盛り込んでみました。
気付きましたか?
一番の『幸い』は右京動物病院が近くにあったこと なんてね。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
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