お手入れ中の悲劇
9月5日(火)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:9月7日(木)、8日(金)、16日(土)午後、
17日(日)、24日(日)、28日(木)、30日(土)午後
百石:9月9日(土)午後、17日(日)、23日(土)午後
廣畑:9月6日(水)午前
こんばんは!
少し前ですが、実家に暮らすワンコのことで、母から連絡がありました。
「耳の後ろ、ハサミで切っちゃった😣!!」
とのこと。
どうやら耳にできた毛球を処理しようとしたら、
皮膚まで一緒に切り落としてしまったようです😱💦
幸いなことに(?)、キレイにスパッと切れてましたので
少し縫うだけですぐに傷は治ったそうです。
こんな感じで、ヒヤリとした経験、皆様ございませんでしょうか??
トイプードルのKちゃんも、このような事故に遭ってしまいました😳
耳掃除をしようと、飼い主様が耳を髪ゴムでゆるく結び上に挙げていたところ
結びどころが悪かったのか、怒って暴れてしまいました。
その結果、ゴムはどんどん毛に絡まって取れなくなってしまいました💥
病院に来られた時には、ゴムは耳に食い込んで、
かなり深い傷ができてしまっていました。
Kちゃん自身も痛みで震えており、
体を触られることに非常に敏感になっていました😥
お薬で痛みと腫れを抑えながら
数日洗浄に通ってもらい
ガーゼで湿潤状態を保って新しい組織の再生を待ちました。
すると…
少しずつですが、傷が塞がりキレイになってきました!!
最初は少し触っただけで鳴き叫んでいたKちゃん。
今では全く怒らず、すごく大人しくお手入れをさせてくれます☺
お顔も穏やかで、だいぶ慣れてくれたようです😍
あとは毛が生えるかどうかですが…
もう一踏ん張り、頑張りましょうね!
さて、Kちゃんが耳のお手入れを嫌がった理由の一つに、
おそらく外耳炎があります。
傷のこともありますが、傷とは無関係の耳の中も真っ赤で、
耳垢からは細菌がたくさん見つかりました👾
傷の腫れが落ち着いてから、外耳炎の治療もスタートしました。
ワンちゃんが体を触られて怒るとき、
もちろん触られることに慣れていない、という理由もありますが
触られたところに痛みがあることも多くあります。
Kちゃんは元々耳に炎症があって痛かったので、
お手入れを過剰に嫌がったのかもしれませんね。
今は痛みが減ったので、以前ほど怒ることはないはずです🍀
ご自宅でお手入れしていただくことはとても大切です。
でも、決して無理はせず
難しいなと思われたら、一度病院にご相談ください。
隠れた理由がないか、探してみましょう☝
また、新しく子犬・子猫を迎えられた方は
上手にご褒美をあげながら、お手入れの練習を頑張ってください。
手先や顔周りを触れることを嫌がる子は、とても多いです。
触られることに慣れっこになってしまえば
耳掃除、歯磨き、お爪切り…など、
病気に予防にとても大切なお手入れを、楽しく続けることができます😊
具体的にどうすれば良いかは…また直接ご質問くださいね☀
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R. MIURA@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER